ユニー・イズミヤ・フジのジョイント・ベンチャー
今回、お伝えすることは企業の規模は関係ありません。ビジネスをスタートしたばかりの人はもちろん、順調に成長している人にも役立つ話です。
今回の記事
早速、今日の記事(日本経済新聞2009/3/17)を読んでください。
『ユニー・イズミヤ・フジが共通PB
ユニーとイズミヤは16日、四国を地盤とするスーパーのフジを合わせた3社で共通プライベートブランド(PB=自主企画)商品を開発すると発表した。
ユニーとイズミヤは商品の共同仕入れで提携しており、フジも巻き込んでメーカー品より割安なPBを広い地域で供給。イオン、セブン&アイ・ホールディングスの二強に対抗する。
共通PBは9月から順次、食品90品目、日用雑貨10品目の計100品目を開発する。割安感を重視し、3社合わせた全約400店で販売する。原則、各社の独自PBは残したまま、商品によって共通PBと使い分ける。包装資材なども共同調達する。3社はメーカー品の共同仕入れでも協力する』
まとめると…
ちょっと理解しやすいようにまとめてみると……。
- 企業
- ユニー・イズミヤ・フジ
- 商品
- 共通PB。食品90品目、日用雑貨10品目の計100品目。
各社の独自PBは残したまま、商品によって共通PBと使い分ける。
- 共通PB。食品90品目、日用雑貨10品目の計100品目。
- 店舗
- 3社合わせた全約400店
- コスト
- 包装資材なども共同調達し、低コストを図る。
あなたに質問です
さて、ここであなたに1つ質問があります。今回の事例の最大のポイントは何でしょうか?
ジョイント・ベンチャー
そう、ジョイントベンチャーです。
今回の事例でいうと、ユニー、イズミヤ、フジの3社。複数の企業でそれぞれの強みを活かし、互いにプラスの結果を生みだすというものです。
より身近なものであれば、メルマガの相互紹介なども同様です。
- AさんのメルマガでBさんを紹介
- BさんのメルマガでAさんを紹介
そうして、お互いの読者を増やしていくわけです。
互いの認知度を高め、読者数も増えるのだから、メリットが大きいわけです。
ジョイント・ベンチャーというと、規模の大きなビジネスに感じるかもしれないですが。そんなことはないわけです。極めて小規模なビジネスであっても、よく活用されるものだし、成長にもつながるわけです。
むしろ、小規模のビジネスを急成長させるには、ジョイント・ベンチャーは有効です。1人でできること、小企業が1社でできることには限界があるからです。
低価格、低コストの実現
さて、話を戻します。本来、低価格戦略には「規模」が必要です。「規模」があることが前提なわけです。そのため、イオンやセブン&アイなど大手が有利なわけです。
大手が圧倒的な規模で購買するからこそ、低コストを実現させることができる。なので、今回の事例でいうと、それぞれの企業単体では太刀打ちできず、そうした規模で購買することは不可能です。
そこで、今回のアクションをとるわけです。それぞれの強みを活かしつつ、業界トップクラスの低コストを実現させる。
しかも今回の事例で優れている点はマーケットがかぶるわけではないこと。
- ユニーは中部
- イズミヤは関西
- フジは四国
地域での差別化。いいかえると各社の「強み」は活かしている。
各社の「強み」を活かしつつ、大手企業の強みをも実現させていくわけです。そうして、購買力、商品力、コスト力を実現させる。
さらに優れている点は、今後の話だけど。
今回の3社が成功すれば、その後、他の企業も本提携に参加するだろう。
提携する企業が増えることで、規模はますます拡大し、より低コストを実現させることができるわけです。
もちろん、各参画企業の差別化を同時に実現させることに注意は必要ですが。
ジョイント・ベンチャーは小規模なビジネスに、可能性を加えます。あなたのビジネスがどれほど小規模であったとしても、選択肢のひとつとして考えてみてください。
考えてみてください。
- あなたにジョイント・ベンチャーの選択肢はありますか?
- お互いの強みを活かし、組める相手はいませんか?


コメント
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ジョイントベンチャー。
やろうと思ったことはあるけど、
挑戦したことはないですね。
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コメント、ありがとうございます。
ジョイントベンチャー。
どのようなビジネスにも、チャンスがあるものだと思います。
規模が大きくても、小さくても、ぜひ検討してみてください。きっとチャンスがあると思います。