最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話の広告分析

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「読んだ人の96%が泣いた」

2009年4月18日の日経朝刊2面に広告が掲載されている。
(新聞があれば、それを見ながら読んでもらいたい)
50万部売れている書籍の広告だ。

「本が良いから、売れているのだろう。」

そう簡単に物事を捉えないでもらいたい。
書籍は発売された瞬間。その瞬間は多くの人は読んでいないのだ。

あなたがこの本を買う場合。
あなたはこの本を買わない限り、この本が良いかどうかは分からない。

多くは他人の評価。広告、記事。本の表紙や目次での判断だ。
要は実体とは違うところで判断する。その意味で広告は重要な要素だ。

さすがに50万部突破した書籍の広告。
完成度は高い。

「読んだ人の96%が泣いた」

このコピーで始まる。
以前、書いたが「数字」を活用している。
しかも、90%などではなく、96%と具体的な数字を出している。
数字の活用により、信頼性を向上させている。

さらに、第3者の評価の活用だ。
顧客の声を活用している企業は少しは増えてきている。
だが、使い方が今イチだ。

この広告は人々が信頼するであろう立場の人。
信頼のおける人を選んでいる。
まずは、東京ディズニーランドの元キャスト。
彼を出すことにより、実体と書籍の中身が食い違っていないと暗に示しているのだろう。
さらに、書籍に関するベテランだ。本屋や書店の仕入れ担当の2人の声を掲載している。
(要は専門家でさえ、泣くということを書いているのだ。)

私なら、専門性の高い「キャスト」「本屋の店員」に加え、さらに読者と同じ立場の人の声を掲載するだろうが。。良い人選だとは思う。

さらに声の中身も厳選されている。
声は3つ掲載されている。

「一気に読み終わり、涙が止まりませんでした」
「絶対に泣いてしまうので、立ち読みをしないでください」
「書籍案内を受けている時から泣けてきた」

ここに共通するのは何か?

「泣く」ということだ。

一番上の声は「涙」としているが、「泣く」という意味の言葉が全ての声に含まれている。
この3人の証言(評価)が、冒頭の「96%が泣いた」というコピーをガッチリと支えているのだ。

そして、ダメ押しが、左側にある本の抜粋。
この内容は事実泣ける内容。
経済不況やストレスの中で疲れている人々に確実に訴える広告だ。

計算されたように、広告が出来ている。
レスポンスがとれる広告としての要素を比較的おさえている広告。

あなたが広告を展開しているのであれば、ぜひ参考にしてもらいたい。
(こう分析をしていると、私のことを非人間的だと思われるかもしれない。だが、私は泣き上戸だと思う。こんな分析はせず、通常は泣きながら読むのだと思う。)

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