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「爆発的成果を上げるイノベーション 5」
このシリーズも2日間お休みをさせていただいたので、少し復習しよう。
日本は人口1億2751万人
その人口は急速に減少していく。
人口ピラミッドを見れば一目瞭然だが、
仮にあなたの商品のターゲットが30代後半であれば、
10年もすればその30代後半の人口は60%くらいになる。
市場が60%くらいになると考えられるのだ。
遠い未来の話ではない。
30年先とか50年先の話でもない。
10年先にその状況がやってくる。
だからこそ、危機意識の高い企業は、
厳しい日本市場ではなく、海外市場を狙うため、
社内を英語にしてしまったり、外国人採用を増やしたりしている。
「そんなきつい話、聞きたくない」
そう考えている方もいると思う。
でも、これは事実だ。
私は「あきらめろ」と言っているわけではない。
むしろ、その事実を押さえ、成果を上げる方法を考えるべきだと思っている。
商品のターゲットによっては10年後に60%の市場になる。
これは事実だ。
で、ここであなたに聞きたい。
「その状況で全ての企業が今のような売上、利益を上げられるだろうか?」
「いやー、無理だろう」
あなたはそう思うかもしれない。
私も同感だ。
ここは簡単に説明する。
ある市場の顧客が100人だとする。
その顧客を相手にしている会社が10社あるなら、
平均すると1社あたり顧客は10人だ。
10年後はどうか?
その市場の顧客は60人になる。
同じように会社が10社なら、
平均すると1社あたり顧客は6人だ。
しかも、単価は下がっている場合だってある。
どう考えても、各社売上は60%以下だ。
それではやっていけない企業も出てくるはずだ。
「そんな風に各社の顧客が均等に少なくなるはずがないだろう」
そう思う人もいるだろう。
仮に6社が今までと同じように10人の顧客を獲得したら、残りの4社の顧客はゼロだ。
いや、消費に慎重になれば、強い企業に集中する可能性が高い。
もちろん、国内だけで勝負する必要はない。
日本が成長しないとしても、どこかは成長している。
海外への展開の可能性ももちろんある。
日本に来る中国人などの外国人のこともある。
チャンスはまだまだある。
それ以外にもネット市場や高齢者市場などまだまだ有望な市場はある。
ただ、ネットへの注力や海外展開に加え、考えてほしいのが
「破壊的イノベーション」だ
この厳しい状況の中、競合と同じように努力することを考えてはいけない。
市場が縮小する中、持続的イノベーションでは厳しい。
むしろ、既存の商品を陳腐化する破壊的イノベーションを意識する必要がある。
「破壊的イノベーション」
前回、書店のイノベーションの話をした。
持続的イノベーションで紀伊国屋書店にしていく話をした。
さらに、それを破壊的イノベーションでアマゾンにしていく話をした。
ここで注意点を説明したい。
「破壊」を意識する必要がある
「既存の商品」の陳腐化を意識する必要がある
「ネットで展開すれば破壊的イノベーションになるのでは?」
そう思う方がいるかもしれない。
でも、そうではない。
少なくとも、そうでない企業を私は数多く見て来た。
ネットで書店を展開し、努力すればアマゾンになるという安易なものではない。
それではあそこまで見事な形にはならない。
「破壊的イノベーション」という言葉を意識しているかどうかは分からないが、ある種の「破壊」を意識しなければ、ネットで展開するだけではリアルの書店に対し、強烈な優位性を確保できない。
例えば、ネット上で「ネット上で毎月こだわりの5冊の本を伝えていくというネット上の書店サイト」を作ったとしよう。
でも、これではほとんど優位性はない。
既存のリアルの書店を陳腐化できない。
こだわりの本を伝えていくだけなら、リアルの書店でも可能だ。
毎月5冊を伝えることも可能だ。
さらに送料がかかるのだったら、全く優位性などない。
「毎月5冊のこだわり書店サイト」など勝てるわけがない。
こう説明すると「そんなビジネスがあるわけがない」と思うかもしれないが、これは実話だ。
書店ではないが、似たような業界で実際に展開されたサイトだった。
貴重な資金と投下し、貴重な労力や時間を使い、失敗した。
でも、企画書は見事だった。
非常に美しいものであり、当人は「成功する」と思っていたのだろう。
破壊するという言葉は下品だ。
でも、既存のリアル書店を陳腐化してしまうアクションを徹底的に洗い出し、展開しなければ、アマゾンのようにはならない。
以前、説明した内容の重複になるが、
これまで説明して来たことを意識し、「アマゾン」を考えてほしい。
「アマゾン」は既存の書店では不可能なものを展開した。
顧客は書店に行く必要がない。
自宅で買い物ができるのだ。
しかも、近所の書店に行くのと同じで交通費はかからない。
関東なら即日配送も可能で、送料も無料だ。
また、欲しい本の「読者の声や評価」を参考にしながら買うことができる。
通常の本屋では本が置いてあるだけで、その本が評価されているかどうかは全く分からない。
さらに、ランキングなどで他の人がどのような本を買っているのかを知ることもできる。
大型の本屋でもランキングはある。
しかし、アマゾンほど詳細なカテゴリー毎に知ることは不可能だ。
アマゾンなら、文芸作品、歴史小説、経済小説など本当に細かいランキングを知ることもできる。
また、一番ギフトとして贈られている本のランキングなども知ることができる。
(ギフトまで分かるのだ)
また、アマゾンで取り扱っている本はめちゃくちゃ多い。
売り場面積など全く気にする必要がないのだ。
しかも、一瞬で検索できるのだ。
大型書店でも手に入らないような珍しい本まで購入することができる。
小さな書店ではたくさんの本は置いていないし、大型書店でもほとんど全ての本を置いているわけではないし、探すのも大変だ。
さらに、「新品は高いな」と思った時は、その本を中古で買うことだってできる。
リアルの書店だったら、新品を販売している書店で「高い」と思ったら、古本屋にまた歩いていく必要がある。
さらに凄いのが、詳細なデータベースで顧客を管理しているところだ。
顧客の興味に合わせ、サイトやメルマガを変更している。
少し、内容をチェックし、買わずにいると、数日後のメルマガにはそのチェックした商品などが載っていたりする。
リアルの本屋からはDMや手紙が来ることはない。彼らは待っているだけだ。
逆に自分にとってのデータベースでもある。
「自分がいつ何を買ったのか?」
アマゾンであればそれを管理することも可能なのだ。
1つ1つの違いはここでは重要ではない。
重要なことは1つだ。
「既存のモノを破壊する」
人口が減少し、市場が縮小する中では、顧客の満足度を向上させ、既存の商品やサービスを陳腐化させるようにイノベーションしていく必要がある。
そして、それは結果的にそうなるのではない。
意図的
意図的にそれを実現させることが重要だと私は思う。
偶然ではなく、意図的にだ。
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