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「iPhone新機種とその裏側とは?」
iPhoneの新機種iPhone4が日本などで発売される。
発売日は6月24日だ。
この新機種、確かに凄い。
既存のiPhoneでも、これまでの携帯とは次元が違うモノだ。
しかし、それでも「もう、少しこうなれば」という要望に近いものはあった。
今回はそれさえもなくなりそうなのだ。
だが、
私がそれ以上に素晴らしいと思うのは2点ある
それは「新機種iPhone4」のことではない。
「カニバリゼーション対策」と「客単価向上策」だ
この点はさすがに「線」を重視する「スティーブ・ジョブス」
(ジョブスという場合もあるが、ジョブズという表記が多い。アップル日本法人はジョブズとしているが、私はジョブスと昔から呼んでいるので、こちらの表記が好きだ。どうでも良いが・・・)
まさに天才だと思う。
正直、感動する。
新機種の中身を説明すると共に、今回は彼の凄さを説明していきたい。
まずはどのような新機種なのかを説明したい。
記事を読んでほしい。
「iPhoneの新機種「iPhone 4」は日本などで6月24日発売
米Appleのスティーブ・ジョブズCEOは6月7日(現地時間)、iPhoneの新機種「iPhone 4」を6月24日に発売すると発表した。
米国、日本などで同時に発売する。
マルチタスクなどに対応した新OS「iOS 4」は6月21日に無料アップデートを開始する。
iPhone 4は従来より24%薄いという厚さ9.3ミリで、「世界で一番薄いスマートフォン」。
黒と白の2色バリエーションと、それぞれ16Gバイトモデルと32Gバイトモデルがあり、米国での価格は16Gバイトモデルが199ドル、32Gバイトモデルが299ドル。」
引用:ITmedia
世界1薄いスマートフォン
24%薄くなるということは3/4ほどの薄さになるということだ。
相当、スマートな印象になるはずだ。
しかし、薄くなるだけではなく、その仕様は強烈にレベルが上がった。
実際、Appleのサイトを見ていて、「ここまでやるか?」と思ったくらいだ。
「ディスプレイは3.5インチのIPS液晶を採用し、解像度は960×640ピクセル(326ppi)、コントラスト比は800:1。
文字や写真を鮮明に表示できるとしている。
背面に500万画素カメラを搭載し、720p/30fpsのHD動画の撮影が可能。
新アプリ「iMovie for iPhone」(4.99ドル)を使えばiPhone上でHD動画の編集が可能だ。」
引用:ITmedia
ディスプレイが驚異的なほど美しい
ソフトバンクの孫氏も「とても美しい」と語っていた。
一世代前のiPhoneの4倍のピクセル数。
しかも、密度がとても高いので、人間の目でひとつひとつ識別できないほどであり、細かい文字も驚くほどハッキリと読めるらしい。
一世代前のiPhoneのディスプレイでも十分に問題ないものだった。
それが4倍のピクセル数だ。
さらに、
多くの人が待ち望んでいた
写真や動画の質が一気に向上した
ムービーはHD動画が撮影可能になり、写真も500万画素だ。
「ぼんやりと映る写真しか撮れない」iPhoneだったが、HD動画に500万画素。
大きな改善だ。
そして、マルチタスクも可能になったのだ。
「マルチタスク機能により複数のアプリを切り替えながら使うことができる(マルチタスクはiPhone 4と3GSのみ対応)。
アプリアイコンのフォルダ分けに対応し、最大2160個のアプリを管理できる。Bluetoothワイヤレスキーボードの使用が可能になる。」
引用:ITmedia
以前のiPhoneと大きく変わった
これだけ、魅力的な商品
「買わないわけにいかない」
今、iPhoneを持っている方でさえ、そういう気持ちになってくるだろう。
しかし、
ここで問題になるのが、「カニバリゼーション」
先日5月28日に発売された「iPad」と食い合いになる可能性が出てくる。
実際、私の知人はiPadも欲しいが、iPhoneも欲しいらしい。
ただ、どちらかと言うと、iPhoneの方が毎日持ち歩くものなので、欲しいと言っている。
「iPadを買おうと思ったけど、新しいiPhoneが出るなら、それを待とう」
などと言っているのだ。
こういう連中がいるのだ。
iPadは5月28日に発売。
そして、iPhoneが6月24日だ。
あまりにも近すぎる。
当然、どちらかを選んで、片方を諦める方が出てくるだろう。
財布の中身は限られているのだ。
新機種のiPhoneを買った人はiPadをやめるか、後回しにする。
後回しにした方にはそのうち買わなくなる人もいるだろう。
だが、その「カニバリゼーション対策」のためだろう。
iPadとiPhoneを持つ必然性を作っているのだ。
実は今回のiPhoneはiPad向けに先にリリースした電子書籍アプリ「iBooks」にも対応している。
iPadで購入した電子書籍をiPhoneでも追加料金なしに読むことができ、しおりの位置などもデバイス間で同期できるということだ。
さらに、ソフトバンクの孫氏も、次のように述べている。
これもカニバリゼーションを意識しての発言だと思う。
「iPhone 4とiPadをセットで使うことになるでしょうね。
今もスティーブ(・ジョブズ)と話していたんだけど、iPhoneとiPadがあれば、PCはまったく使わないようになってきます。
(iPhoneとiPadの組み合わせで使うようになってから)僕はPCを使うことが本当に少なくなった。
これまでは長い文章を打つときはPCも必要だったけれど、それもキーボード付きドックを使い出してからiPadで十分になってきましたから。
あと今回、iPhone 4はカメラの性能がよくなったから、これとiPadの組み合わせはとてもいいと思う。
僕はiPhone 3GSで約4000枚くらい写真を撮っているけれど、やはりiPadで写真を見るならば、iPhone 4くらいきれいな写真の方がいい。
今度のiPhone 4とiPadの組み合わせは最高だと思いますよ。」
引用:ITmedia
実際には
AppleはMacPCとiPadとiPhoneのポジションを明確にし、それをセットで販売することを狙っているのだろう。
(その意味で、他社やメディアのスマートフォンだけでの比較などは何の意味もない)
カニバリゼーション、つまり食い合いはもちろん起こるが、それが起きないようにそれら全てを持つ提案を孫氏のようにAppleはしていくのだろう。
それを戦略的に展開するはずだ。
さらに、
顧客単価を向上させる策がある
と言っても、顧客からお金をもらうわけではない。
広告だ
1人1人の顧客にはPC、iPad、iPhoneなどを購入させていき、さらにその顧客の端末に対して、広告を露出することによって、収益を上げていくのだ。
「米Appleは6月7日(現地時間)、サンフランシスコで開催の開発者会議WWDCにおいて、モバイル広告ネットワーク「iAd」のサービスを7月1日に開始すると発表した。
6月24日に発売の「iPhone 4」をはじめとする新OS「iOS 4」搭載端末向けに広告を配信する。
既に日産、AT&T、Best Buy、Chanel、Citi、Walt Disney Studiosなどが広告キャンペーンの展開を決定している。
Appleは2010年下半期にiAdで6000万ドル以上の売り上げを見込んでいる。
これは同時期の米国におけるモバイル広告支出の約半分に相当するという。
広告の販売と配信はAppleが行い、開発者は売り上げの60%をiTunes Connect経由で受け取る。」
複数商品を販売しながら、顧客単価を限界まで向上させていく。
しかも、カニバリに注意しつつ、必然性を訴求し、向上させていく。
さらに、その顧客が利用する携帯端末向けに広告を展開していくのだ。
そこで間接的に単価を上げる。
既に6000万ドル以上の売上を見込んでいるのだ。
それは同時期の米国におけるモバイル広告支出の約半分。
凄まじい。
さらに凄いのは開発者に売上の60%を配分するところだ。
開発者にとって、それは大きな収益源になる。
ますます魅力的なアプリが開発され、さらにAppleは凄くなるだろう。
全てをつないでいる「戦い」をしているのだ。
バラバラにやっている世界中のほとんどの企業ではこのAppleには勝てない。
Appleの凄いところは一定の範囲にフォーカスしつつ、それを大局的につないでいくところなのだ。
つまり、「集中戦略」に加え、その集中している商品群を線でつなぐところだ。
それをやっている企業は大手企業ではほとんどないだろう。
本当に美しいと思う。
何一つ無駄がない。
今回のiPhone以上に私が感動しているのがそこだ。
このようなビジネスを見せてもらうと、嬉しくなってくる。
追伸:「iPhone 4、新登場」というメルマガも昨日Appleから届いた。
本当に地道なことも徹底し、素晴らしいと思う。
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