今、あなたは何をすべきか? 6

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今、あなたは何をすべきか? 6

前回(2012年7月13日の記事)、
人が亡くなる間際になって感じる「後悔」
そのベスト5をお伝えした。
人生最後の時を過ごす患者のケアをしてきたオーストラリアのBronnie Wareさんが紹介していたものだ。

少し時間があいたので再度ご紹介したい。

1. I wish I’d had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.
「他人が期待するようにではなく、もっと自分自身に忠実に生きれば良かった」

2. I wish I hadn’t worked so hard.
「そこまで一生懸命働かなければ良かった。」

3. I wish I’d had the courage to express my feelings.
「もっと自分の感情を表す勇気を持てば良かった。」

4. I wish I had stayed in touch with my friends.
「友人関係を続けていれば良かった。」

5. I wish that I had let myself be happier.
「もっと自分を幸せにしてあげれば良かった。」

ただ、
こちらはオーストラリアの話。

日本にも同じものがある。
それが

「死ぬときに後悔すること25」

こちらは日本で有名だった本だ。
著者は緩和医療医
1,000人の死を見届けた方だ。

日本の場合、どのような後悔を感じるのか?
まずはご紹介したい。

<真先に後悔すること>
1 健康を大切にしなかったこと
2 遺産をどうするかを決めなかったこと
3 夢をかなえられなかったこと
4 故郷に帰らなかったこと

<しておけばよかったと後悔すること>
5 行きたい場所に旅行しなかったこと
6 美味しいものを食べておかなかったこと
7 趣味に時間を割かなかったこと
8 会いたい人に会わなかったこと
9 自分の葬儀を考えなかったこと
10 やりたいことをやらなかったこと
11 他人に優しくしなかったこと
12 心に残る恋愛をしなかったこと
13 結婚をしなかったこと
14 子供を産み育てなかったこと
15 子供を結婚させなかったこと

<しなければ良かったと後悔すること>
16 悪事に手を染めたこと
17 たばこを止めなかったこと
18 感情に振り回された一生を過ごしたこと
19 自分が一番と信じて疑わなかったこと

<自分の死と向き合った時に後悔すること>
20 死を不幸だと思ってしまったこと
21 神仏の教えを知らなかったこと
22 生前の意思を示さなかったこと
23 残された時間を大切に過ごさなかったこと
24 自分の生きた証を残さなかったこと
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

「日本の場合とオーストラリアの場合で後悔が違う」

そのように思った方もいるかもしれない。

確かに「国」の違いはあるのかもしれない。

だが、私が思うに、質問や聞き方、その言葉の捉え方の違いがある。

日本の場合の後悔は「死」にまつわる「後悔」も含まれているが、
オーストラリアの後悔の場合、
死(死につながる病気、健康、死後など)以外の健康な時点での後悔になっている。

そう考えると、
日本の場合も3位の

「夢をかなえられなかったこと」がトップ
「故郷に帰らなかったこと」
「行きたい場所に旅行しなかったこと」
「美味しいものを食べておかなかったこと」
「趣味に時間を割かなかったこと」
「会いたい人に会わなかったこと」
「やりたいことをやらなかったこと」
などが続く。

オーストラリアの「後悔」の方がもっと抽象的で根本的な答えなのだ。

少しだけご説明すると
オーストラリアの1位の「他人が期待するようにではなく、もっと自分自身に忠実に生きれば良かった」
これは簡単に言えば、自分がやりたいようにやるということ。

日本の「後悔」で言えば、
「夢をかなえられなかったこと」
「故郷に帰らなかったこと」
「行きたい場所に旅行しなかったこと」
「美味しいものを食べておかなかったこと」
「趣味に時間を割かなかったこと」
「会いたい人に会わなかったこと」
「やりたいことをやらなかったこと」
これらが全て含まれる。

オーストラリア3位の「もっと自分の感情を表す勇気を持てば良かった。」
これも「感情」のままに発言し、行動するという意味では、同じように
「夢をかなえられなかったこと」
「故郷に帰らなかったこと」
「行きたい場所に旅行しなかったこと」
「美味しいものを食べておかなかったこと」
「趣味に時間を割かなかったこと」
「会いたい人に会わなかったこと」
「やりたいことをやらなかったこと」
全て含まれる。

オーストラリア4位の「友人関係を続けていれば良かった。」
これも「友人」と特定せず、親も含めた人間関係を示すのであれば
「故郷に帰らなかったこと」
「会いたい人に会わなかったこと」が含まれる。

そして、オーストラリア5位の「もっと自分を幸せにしてあげれば良かった。」
これも自分を幸せにするように自分の好きなことをやるという意味では
「夢をかなえられなかったこと」
「故郷に帰らなかったこと」
「行きたい場所に旅行しなかったこと」
「美味しいものを食べておかなかったこと」
「趣味に時間を割かなかったこと」
「会いたい人に会わなかったこと」
「やりたいことをやらなかったこと」
が全て含まれる。

少し違うのがオーストラリア2位の「そこまで一生懸命働かなければ良かった。」
ただ、これも仕事ではなく、上記のようなことをやっておけば良かったという意味では同じことを言っているのだ。

オーストラリアも日本も人間の根本的な欲求は変わらない。
そのように思うのだ。

我々が人生のゴールで全く後悔しないなんてことはないだろうが、
人間がゴールにどのようなことを考えるか知っておくことは
今何をすべきかを考える上で非常に参考になる。

一度切りの人生だ。
多くの先輩が残してくれた気持ちを参考にさせていただくべきだと思う。

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