買い物をする基準
「価格」が重要
ここ最近、そのようにお話ししてきた。
何らかの価値を提供するにしても、「価格」が重要になってくる。
「価格」の影響を受ける。
そのように幾度となくお話ししてきた。
「価格以外に訴求すべき要素はないのか?」
これはよく聞かれる。
結論から言えば、「ある」。
でも、それでさえも価格を無視できない状況に入ってきている。
3年前、東洋経済に「買い物をする店を選ぶ基準は何ですか?」という記事が掲載されていた。
まずは次のランキングを見てほしい。
1位 安い
2位 職場や自宅に近い
3位 ポイントをためている
4位 ほかにはない商品がある
5位 接客やサービスがいい
6位 いつも新しい商品がある
7位 店員や常連客とのコミュニケーション
8位 オーダーメイドのサービスがある。
引用:東洋経済
2009年というと、時期的には日経平均は一時7,000円台に突入した時だ。
相当、厳しい。
その時に最も重要視されているのは、これまでお話ししてきた「安い」、つまり「価格」だ。
あなただってそうだと思う。
少なくとも同一の商品であれば、安い方が良い。
あなたが楽天などを利用されているのであれば、「価格」でソートをかけ、その中で安全そうなお店を選択し、可能な限り安く買うだろう。
でも、「価格」以外で買う時はどのような時だろうか?
先ほどのランキングを知らないとしても、
あなたが買い物をする時、2位以下のいずれかに該当しているはずだ。
自宅から遠い「安い」スーパーより「高い」コンビニで買う時もあるだろう。
それが2位の「近い」ということだ。
同じ距離にあるコンビニであれば、ポイントがたまらないコンビニよりポイントがたまるコンビニに行くかもしれない。それが3位の「ポイント」だ。
(これはある意味では「安い」と同じだが)
または、MacBookAirを買う時に私のようにUSキーボードにこだわりがある方は安い量販店でJISキーボードはなく、アップルストアでUSキーボードを買ったりしていると思う。安い方が良いが、アップルストアでしかUSキーボードは買えないのだ。(海外で買えば別だが。。)これが4位の「ほかにはない商品」
先日、友人に「最近のマクドナルドって、何が売っているの」と聞かれたが、まさにそれが6位の「いつも新しい商品がある」というものだ。
いつも新しい商品があるからこそ、友人は最近のマクドナルドの商品が知りたかったのだろう。
人は飽きやすい。その意味でもこれは効果的だ。
また、あなたの名前を覚えてくれていて、挨拶や世間話ができるようなお店
居心地の良いお店だ。
少し悪いことを言えば、そのようなお店は多少嫌なことがあったとしても離れることはできない。
それが7位の「店員や常連客とのコミュニケーション」
そして自分なりの希望に合った商品を用意してくれるところ。
それが8位の「オーダーメイド」だ。
これはスーツなどだけではない。
一見、オーダーメイドと関係のないように見える美容院などもそうだろう。
例えば、髪や顔や頭の形などにコンプレックスがある女性などであれば、行きつけの美容院がそうしたことを解決してくれるのであれば、まず離れることはできない。
「○○さんは顔の形がこうなっているので、この髪をここまで切るとより可愛くなりますよ」と美容師が言いながら、可愛くしてもらったら、もはや離れることはできないのだ。
最後にお話ししたいことが2つある。
1つはこの点は大きく変わらないということだ
このランキング。
少しお話ししたが、3年前、2009年5月の東洋経済に掲載されていたものだ。
でも、変わっていない。
今、この調査をしても大きくは変わらないだろう。
理由は簡単だ。
安い。
近い。
得をする。
珍しい。
親しいなど、人間の基本的な感情や欲求に触れるものなのだ。
その意味では今後も変わらないだろう。
状況がすぐに変わってしまうようなことはないのだ。
対策を打った数年後に人間が大きく変わることはない。
そしてもう1つはこれらの要素を進んでいる企業は複数組み合わせて展開している。
特に重要なのが「価格」と何かだ。
少し触れたマクドナルドの例であれば、彼らは安いだけではない。
ランキングにある他の要素も満たしているのだ。
価格に加え、接客やサービスも改善しつつ、常に新しい商品も開発している。
(同時に圧倒的な低価格商品から客単価を上げる仕組みも構築している)
あなたの商品やサービスは
先ほどのランキングの何の要素に該当しているのか?
ぜひ、ご確認いただきたい。


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