スペインの旅「資本主義」3

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スペインの旅「資本主義」3

前回、あなたに2つの質問をさせていただいた。

1つが「あなたは資本主義をどのようなものと考えているだろうか?」というもの。
そして、もう1つが「その資本主義という世界でどのように考え、行動すれば、成功すると考えているだろうか?」というものだ。

さて、どうだっただろうか?
きっと、色々なことが見えてきたはずだ。

大局を見ることで、目の前の些細なことも見えるようになってくる。

まだ、何もしていない方はぜひそれを考えていただきたい。

世の中には様々なビジネス書がある。
日々、新しい情報が次から次へと入ってくると思う。
でも、そのような些細な情報を追うよりも
重要なのが我々の世界、我々が戦っている土俵である「資本主義」だ。

それでは、あなたなりの答えをもって、これからの話を聞いていただきたい。

50代くらいの男性

前回のシリーズ、「スペインの旅『質と美』」を覚えているだろうか?
その中で、50代くらいの男性のことをお話しした。

グラナダにあるアルハンブラ宮殿をガイドしてくれたガイドの男性だ。
ジャケットをスマートに着こなす日本人男性。
でも、その着こなしは日本人の雰囲気ではなかった。

彼の名は確かに日本人の名前だった。
でも、彼は日本で人生の大半を過ごしたいわゆる日本人ではなく、人生の大半をイスラム圏で過ごしていたのだ。

「資本主義」のことをスペインの旅で考えさせられたのは、次の彼の言葉だった。

「イスラムでは絵が禁止されている」

彼はアルハンブラ宮殿をガイドしながら、そう話し始めた。

あなたは「偶像崇拝』という言葉を知っているだろうか?

「偶像崇拝」とは、まさに文字どおりの意味だが、
「偶像」を信仰の対象とすることだ。

神仏を具象するものとして作られた像などを信仰の対象としてあがめたり、尊ぶこと。
それがイスラムでは、コーラン(イスラムの聖典)で「偶像崇拝」が禁止されている。

これはイスラムだけではない。
ユダヤ教でもキリスト教でも偶像崇拝は否定している。
それがもっと徹底して否定しているのがイスラム教ということだ。
(宗教のことなので、詳細は各自調べていただきたい。あくまで私の解釈だ)

だからこそ、神以外の神像は破壊してきたし、神の「絵」も描いてはいけないことになっている。

神は偉大なのだ。
そのため、人間が描くなど、考えられないということもあったのだろう。
私は世界の代表的な「宗教」を学生時代に一通り研究したこともあり、「偶像崇拝の禁止」自体は何となくは知っていた。

そのため、「絵が禁止されている」という言葉もそれが理由だと思っていたのだ。
宗教画のようなものはなかっただろうし、絵画による表現も発達しなかっただろう。
そのことを彼が言っているのだと思った。

※帰国後、この件を調べてみると、「ものを描く」という行為自体が、「神の創造」の模倣とも考えられていて、否定されていたこともあるなどとネット上に書かれているものも目にしたが、この当りは興味がある方は研究していただければと思う。

ところが、その男性はそれとは全く違う理由を話し始めたのだ。

<彼がガイドしてくれたアルハンブラ宮殿>
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※私はイスラム教信者ではないため、記述に誤りがある可能性もある。
あくまで、資本主義のことを書くことが目的であるため、その点はご了承いただきたい。

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