セブン&アイ 大衆薬で低価格店「低価格戦略」

価格

セブン&アイの低価格戦略

朝刊(2009年3月12日)に次の記事がありました。

 

セブン&アイ 大衆薬で低価格店。調剤最大手と共同展開し、コンビニにも供給

 

簡単にまとめると、セブン&アイ・ホールディングスが次の展開をするという記事でした。

  • 製品/サービス
    • 低価格ドラッグ(大衆薬)
  • 店舗
    • 低価格ドラッグストアの全国展開

理由としては、6月の改正薬事法の施行で「薬剤師がいなくても大衆薬を販売できる」という規制緩和を受けてのことです。

調剤薬局最大手アインファーマシーズと共同で店舗を低コストで運営していく会社も設立と記事にはありました。

「低価格」がとにかく目立つ

記事にはそのほかにも色々なことが書かれていましたが、鍵は……。

 

低価格

 

ただ、この日の朝刊には数多くの低価格展開に関する記事が目立っていました。

セブン&アイの他……。

コープネットが食品などPBを中心に1000品目を最大5割値下げすること。

さらに、イタリアの高級ブランド、プラダ。あの高級ブランドのプラダが3月14日から主力商品を約1割値下げをする。しかも主力商品で、です。

この朝刊だけの話ではなく、現状はとにかく「低価格」での展開についての記事が目立ちます。

あなたに質問です

では、ここで質問です。

 

あなたの企業は低価格戦略をとりますか?

 

そもそも「低価格」にすれば企業は売上を上げ、利益を伸ばすことができるのでしょうか?
そして、あなたの市場で成果を上げ続けることができるのでしょうか?

低価格戦略をとることができる企業とは

 

低価格戦略

 

仮にあなたの企業が大手で。特に業界のリーダーであるなら、その選択肢をとることも可能です。

ここでは難しい話はとばしますが。本来、低価格を実現させるにはベースとなる「低コスト」が必須です。コスト面でリーダーである必要があるわけです(いわゆる「コストリーダーシップ戦略」です)。

コスト面でリーダーとは(コストリーダーシップ戦略)

コスト面でリーダーであるためには、徹底的に低コスト化を実現させるだけの「規模」が重要となります。それが規模の経済といわれるものです。

 

規模の経済

 

意味は「規模の経済(economic of scale)とは、ある一定の生産設備の下で、生産量や生産規模を高めることで単位当たりのコストが低減される」ということを指します。

わかりやすい例でいうと、「大量な仕入れ」をすると、割引率が高まったりしますよね。あれこそがまさに規模の経済の一面。その他、規模が拡大すれば取引業者などをおさえる力も高まります。そうした様々なものが低コストを実現させます。

規模が大きくなればなるほど、規模の経済の効果が生まれ、低コストを実現させていくわけです。

ただ、これを実現させることができるのは業界のリーダー。そのため、強者の戦略ともいわれます。
多くの企業はこれを実現させることができないわけです。

中小規模の企業の場合

あなたの企業が中小規模の企業であれば、低価格戦略をとろうとしても、低コストを実現させない限り、粗利は低くなり、その戦略を取り続けることができないわけです。

そこででてくるのが「価値」を高めていくことです。価値を高める話については別のところでもお話していきます。まずは低価格戦略は最大限避けた方がいいということを今回は押さえてください。

では、次回をお楽しみに。

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