起業と松下幸之助 9

blogcopy4

起業と松下幸之助 9

ここから現代に移ってみたい。

最初にある優秀な経営者の言葉をご紹介したい。

あえて名前は伏せるが、彼の企業は驚異的な成長を遂げている。
その彼の言葉が次のものだ。

「まず利用してもらうことが重要なんです。
使ってもらわなければビジネスは始まらない。
それが無料でも関係ないんです。
使ってさえもらえれば、いくらでもビジネスになる」

実際に使ってもらわなければ始まらない。
いかに商品が優れていても、いかにサービスが優れていても、
使ってもらわなければ始まらない。

実は今の時代も松下幸之助同様、「無料」を活用している多くのケースがある。

その代表的な方が

孫正義氏だ

松下幸之助と不思議なくらい似ている。

ご存知、ソフトバンクグループの創業者。
フォーブスの世界長者番付でも上位。
日本で最も成功した一人と言える。

孫正義はこの「無料」を常に使う。
(孫正義は高校生時代、日本マクドナルドの創業者 藤田田に会いに行く。
その藤田田が最も尊敬しているのが松下幸之助なのだから、何か意図があるのかもしれないが。。)

それについて、批判的な方もいる。
ネット上の書き込みには「どうして値段のことばかり言うのか?もっと他に良いところはないのか?」という声も上がっている。

このように批判的な声は上がっているのは確かだ。
でも、原因と結果で言えば、「原因」である「無料戦略」が孫氏を日本屈指の成功者にした「結果」を作り上げたと言える。

現在、ソフトバンクオンラインショップでは「機種代金 実質負担が0円!」「実質無償機種変更キャンペーン」「iPhone家族無料キャンペーン」「ソフトバンク携帯電話への1時から21時までの国内音声通話無料」など、とにかく「無料」関連の言葉が氾濫している。

割引サービスでも、「ソフトバンクの携帯電話と固定電話の国内通話が24時間無料」「家族への国内通話が24時間無料」と「無料」が多い。

常に「無料」だ。

良いものを無料で提供する

このシンプルなことを実現している。

先程の優秀な経営者の言葉
「まず利用してもらうことが重要なんです。
使ってもらわなければビジネスは始まらない。
それが無料であっても関係ないんです。
使ってさえもらえれば、いくらでもビジネスになる」と全く同じだ。

携帯だけではない

ヤフーBBの時もそうだ

常に「無料」で攻める。

これに対して、相手は簡単にはそれを実現できない。
無料で提供し、その後キャッシュが生まれなかったらと躊躇してしまう。
NTTという日本を代表する大企業が相手だからこそ、「○カ月無料」などの「無料」は効果的だった。

そもそも、ADSLのような完全に新しいものは申込者が利用したことがないもの。
品質を訴えても利用者にはあまり分からない。
その意味でも「無料」での展開は賢明だ。

実際、申し込みは殺到し、日本国内最多の加入者を有するに至った。

無料で押さえ、後から回収する。

限られている巨大な競合しかいないようなところで、常に相手が嫌がる「無料」で攻める。

それが孫氏の攻め方だ。

松下幸之助の時代だけではない。
今も同じだ。

松下幸之助の教えを受けた藤田田。
そして、藤田田の教えを受けた孫正義。

その孫正義が驚異的な成長を遂げた「ソフトバンク」でまさに同じことをしてきたのだ。

blogcopy2

コメント

タイトルとURLをコピーしました