起業と松下幸之助
今回から、「起業と松下幸之助」の話をしていきたい。
と言っても、松下幸之助の話というよりは、むしろ起業の話だ。
まず、お話ししたいのが「失敗」についてだ。
この記事を読んでいるあなたが誰なのか?
私には分からない。
「いつかは起業したい」という方かもしれないし、「既に起業しているよ」という方かもしれない。
このブログを読んでいる方だ。
少なからず、起業に興味がある方だと思う。
そのような方に強くお伝えしたいのは
「失敗」に対する考え方を変える必要があるということだ。
多くの人は「失敗」を怖がる
これから起業を目指す人も「失敗」など一度も経験せずに成功したい。
そのように考えているに違いない。
だが、それは無理だ。
何からの事業をスタートし、一度も失敗しないなどということは皆無に近い。
スイスイと気持ち良く、何もかも成功しながら、うまくいくことはない。
実際には幾度となく失敗に直面しながら、前進していくようなイメージだ。
私の知人の非常に優秀な方
既に亡くなられた方もいるが、その方々もかなりひどい目にあってきている。
ある事業で成功をされた起業家の方は
「もう死のう」と思うところまで追い込まれた。
それでも、その底辺から這い上がり、まさに世間的には「成功者」という地位にまでのぼりつめた。
また、ある事業で後に成功される経営者は経営が悪化し、自宅を手放し、寒い冬の中、事務所の冷たい床で家族で寝ていたこともあった。
その他、ギリギリまで追いつめられて、そこから這い上がったという方はいくらでもいる。
彼らは最終的には成功した。
でも、その途中の段階においては、「俺は世の中で最もうまく行っていない人間だ」
そう思っていただろうと思うくらい、追い込まれる。
逆に言えば、そのギリギリの状況を這い上がってきた彼らだからこそ、多少のことではへこたれないタフな精神力を持っているとも言える。
特にスタートの段階は厳しい
そもそも、
0を1にする段階。
この段階は非常に難しい。
誰一人、その企業のことを知らない。
誰一人、その企業の商品のことを知らない。
誰一人、その企業のことを信用しない。
当然、誰一人、買わない。
この段階から始めるのだ。
売上や利益は見込めない。
でも、初期投資はある程度かかる。
この状況がスタートの段階だ。
もちろん、その段階でも方法はいくつかあるのだが、
この段階で「失敗」を「ダメなもの」という考え方ではうまく行かない。
あなただけではない。
偉大な成果を成し遂げた超一流と言われる起業家連中も最初は失敗しているのだ。
例えば、ヘンリー・フォード。後に「自動車王」と呼ばれる彼は「フォード・モーター・カンパニー」を設立する前に7回失敗し、5回失業していた。
カーネル・サンダースはレストランにフライドチキンのレシピを売り込もうと回っていたが、1009回も断られ続けた。
また、ソニーの前身「東京通信工業」がはじめて手がけた製品
炊飯器は驚くほど全く売れなかった。
一発目の商品は大失敗だった。
最初の段階からうまく行かすことはできない。
では、日本を代表する経営者 松下幸之助はどうだったのか?
それを次回からお話ししていきたい。


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