消費者の感情 13

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消費者の感情 13

高品質の商品を低価格で売る。
これが消費者の感情にも適している。

特に「高品質」は重要だ。

日本は敗戦から高度経済成長を遂げ、GDP世界第2位にのぼりつめた。
その日本の製品の品質は世界最高峰の「品質」
日本人はその「高品質」の製品、いやサービスにも囲まれて生活してきたのだ。

人間は一度経験した豊さを一瞬にして手放すことはできない。
その意味で「優れた製品」「優れたサービス」を受けてきた日本人が安いからと言って「粗悪な製品」や「サービス」に甘んじることはそう簡単にはできない。

だからこそ「高品質」だ。
それを低価格で売ることが重要になってくる。

我々の環境もそれを後押しする。

消費者の環境は年々変わってきている。

前回、お話ししたようにコンビニやスーパーではメーカー品しか買わなかったのに、割安な優れたPBも買うようになり、スマートフォンでは高品質の無料のアプリなどを使うようになる。

安くて良いもの。
いや無料でも高品質のものが今後ますます増えてくる。

これまでお話ししたキャノンのデジカメの無人工場などの話も含め、その傾向は加速していく。
だからこそ、「差別化」戦略をとる企業も含め、「高品質で低価格」を常に意識すべきだ。

ここで

「高くても良いものは売れるのでは」という疑問を持つかもしれない。

これは富裕層などお金を持っている人に高いものを売るという発想だ。

だが、これもそう甘くはなくなる。
少なくとも、デフレ環境の影響を強く受ける。
シンプルに言えば、「安くて優れたもの」があれば、それを高く買う必要がない。

そもそも、富裕層はバカではない。
お金を持っているからと言って、安易にお金を使うわけではない。
彼らは一般の消費者以上にお金にシビアだからこそ富裕層であり続ける。

私の住んでいる場所の近く。
麻布や広尾の界隈を見ていても、実際そう感じる。

スタバなどを使い、iPhoneを使い、中流と言われている方と大きく違う生活を送っているわけではない。
もちろん富裕層には富裕層特有の欲求や悩みがあるため、全てではないが、安易にお金を持っているから、高いものを売ろうというのはうまく行く訳がない。

私のある知人

彼は一般サラリーマンの方の10倍は稼いでいる。
でも、生活は地味だ。
iPhoneなどはemobileに集約し、通信料はあまりかからないようにしている。
お金を使わないのだ。

確かに家賃は高いところに住んでいる。
だからといって、10倍稼いでいるからと言って、10倍使ってはいない。
いつもは質素などで収入の割にほとんど使っていないことになる。
かえって、収入は平均的なのにスマートフォンと携帯を2台持ちしているような方の方がその点についてはお金を使っている。

考えてほしい。
お金がたまる人はお金がたまる生活を送っているからお金がたまる。
稼いだ額が多いからと言って、使う額を増やしてしまったらお金はたまらないのだ。

その意味でも理想は「高品質」「低価格」のものだ。

iPhoneが富裕層仕様になったりはしない。
Facebookが富裕層仕様になったりもしないのだ。
彼らも同じようにコストパフォーマンスの高いiPhoneを使ったり、無料のFacebookを使ったりしている。
その中で彼らもまた「低価格」や「無料」の影響を受け、生活しているのだ。

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コメント

  1. まとめtyaiました【消費者の感情 13】

    消費者の感情 13高品質の商品を低価格で売る。これが消費者の感情にも適している。特に「高品質」は重要だ。日本は敗戦から高度経済成長を遂げ、GDP世界第2位にのぼりつめた。その日本の製品の品質は世界最高峰の「品質」日本人はその「高品質」の製品、いやサービス?…

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