消費者の感情 10
多くの消費者の収入は減っている。
対して、収入が減った全ての方が支出を減らしているわけではない。
人間は習慣の生き物。
今までの生活を変えることはできない。
だが、限界はある。
いずれ、収入減に合わせ、多くの方が支出も減らして行くだろう。
だからこそ、「価格」は今以上に重要になってくる。
ルノーが新興国向けに開発した「ダチア・ダスター」
高品質、低価格の車だ。
大型SUVで高品質なのに、新興国向けだから圧倒的な低価格
それが先進国で売れてしまった。
今年のフランスでの販売台数は前年の2倍らしい。
デフレが進むのは日本だけの問題ではない。
「低価格」を実現する新興国の企業、
先進国企業が新興国の消費者を狙うなど。
様々な要因から、より多くの製品が「品質」だけでなく、今後「低価格」を実現させていく。
その時にあなたのビジネスで「低価格」を実現するかどうかはともかくとして、
「無料」で実現できるかを考えてほしい。
そのようにお話しした。
このブログの読者の方からは
「0円はやれるビジネスは限られていますよね」
そうご質問をいただいた。
確かに限られている。
でも、「うちは当てはまらない」とすぐに考えるのをやめてしまわないようにしてほしい。
物事に絶対はない。
幾度となく、このブログでも説明しているようにゲームだってそうなのだ。
今でさえ当たり前だが、以前であれば、ゲームが「0円」というのは考えもつかなかった。
iPhoneなどをお持ちの方であれば、「パズル&ドラゴン(通称、パズドラ)」などを試してほしい。
どう考えても、あれは以前であれば4,000円から5,000円はとれていたゲームだ。
それが、今は「0円」
(以前は170円だったようだが)。
無料で使える。
もちろん、「パズドラ」の場合、ゲームをやる間に「有料」の部分もある。
それでも基本は無料で試せる。
このパズル&ドラゴン。
70万ダウンロードだ。圧倒的にダウンロードされている。
では、ゲームなどのようなものではなく、「原価」が確実にかかるものはどうだろうか?
例えば、「スーパー」などはどうだろうか?
これもまずは「0円」で考えるべきだ。
人件費など。
様々な阻害要因はある。
それでも考えてみるのだ。
まず考えるべきは、全てが0円のスーパーだ。
全てタダ。そのようなスーパーで品質が良ければ、間違いなく買いに行く。
多くの顧客が毎日行くだろう。
その実現を考えてみる。
それができるかどうかはともかく、様々な斬新なアイディアが出てくるだろう。
全てが無料というスーパーを実現できなくとも、一部を無料にする方法は出てくるはずだ。
「0円スーパー」は従来の発想をくつがえす強力な集客力を生むだろう。
これまで集客に要していたコストをそこに転嫁させる方法だってあるだろう。
まさに、イオンの「0円にしちゃいます」キャンペーンもそれだ。
スーパーが0円をこのような形でやったことに私自身、驚いた。
ネット上でも話題になっていた。
「GWもあと2日。今日のイオンは『0円にしちゃいますキャンペーン抽選』のため大行列です」とか
「イオンの0円クジに並んでます」とか、「0円にしちゃいます抽選会はヤバイなぁ。50人に1人…当選確率2%に期待してついつい買っちゃう」などの声があった。
ご存知だと思うが、次のものだ。
全てではなくとも、強烈だ。
これは「無料」という発想がなければ、生まれてこないのだ。
「少し安くしようかな」という程度では生まれない。
集客コストだけでなく、
獲得できる顧客。
そして、今後の売上を考えれば、十分に見合うだろう。


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まとめtyaiました【消費者の感情 10】
消費者の感情 10多くの消費者の収入は減っている。対して、収入が減った全ての方が支出を減らしているわけではない。人間は習慣の生き物。今までの生活を変えることはできない。だが、限界はある。いずれ、収入減に合わせ、多くの方が支出も減らして行くだろう。だから…