「松下幸之助の成功する法」
本日、ご紹介するのは「経営の神様」松下幸之助の話だ。
ある日、松下幸之助は新聞記者から質問を受ける。
「松下さん、あなたは非常に成功したと思いますが、あなたの成功はどういうところにあったのか、教えてください」
そう質問される。
その時に松下幸之助が答えたのが
「ぼくの経営方針というものは、天地自然の法によるんだ」
そう答える。
新聞記者は「よく分からない」という表情で質問する。
「天地自然の法によるというのは、難しいですね。具体的にはどのようなことでしょうか?」
すると、幸之助は
「雨が降れば傘をさすということだ」
と話す。
「雨が降れば傘をさす」
実はこれは非常に重要なことだ。
松下幸之助はそれを「天地自然の法」と説明している。
実際、私がコンサルをさせていただく際もそれをクライアント企業にお話しさせていただく。
と言っても、松下幸之助のように「天地自然の法」という言葉を使うわけではない。
「原則」だ。
常に原則から考える。
それが非常に重要だ。
「雨が降れば傘を指す」という言葉を聞くと、おそらく「そんな当たり前のことを言うな」と思われるかもしれない。
当然のことだと思うかもしれない。
でも、その当たり前のこと。
原則とも言えることが見えなくなる。
表層的な問題にとらわれてしまうのだ。
そして、本質が見えなくなってしまう。
原則が見えなくなるのだ。
色々とややこしく考えることで、「雨が降れば傘をさす」という多くの人の行動や原則を無視したビジネスをするようになる。
もちろん、例外もいる。
でも、多くの人は雨が降れば、傘を指すのだ。
それにのっとった形でビジネスをすることが重要だ。
だからこそ、常に「原則」を意識することだ。
松下幸之助はそのことを次のように話している。
「ことが商売ということに入りますと、どうも天地自然の法にかなったようなやり方をなさらないような経営を、私はちょいちょい見受けるんであります。」
今も変わらない。
いや、情報が氾濫している今の方が多いかもしれない。
様々な情報が氾濫している中で、それら個別の情報や問題のみを追いかけてしまう。
でも、それをそのまま理解してはいけない。
それらを検証し、本質を見ようとしないと、原則は見えなくなる。
そして、「雨が降っても傘はささない」という原則に反する前提のビジネスをするようなことをしてしまう。
「雨が降れば傘をさす」
原則を常に意識することだ。
多くの人がそのように考え、行動しているのだ。
それをふまえたビジネスをする必要がある。
あなたのビジネスにとって
「雨が降れば傘をさす」と言えるほどの原則とは何か?
まずはそれを押さえることだ。


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