最大公約数で売上を上げる

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最大公約数で売上を上げる

あなたが10年ぶりに大学時代の仲間と会うとしよう。
場所はその仲間の1人である友人の家。
数週間前、その友人があなたに「4人で休日の昼に集まり、夜まで盛り上がろう」と言っていた。

その友人の家に向かっている時に「何か俺も買って行かないとな」とあなたは呟いた。
きっと、他の3人も何か用意しているだろう。
あなたは仕事が忙しく何も用意する時間がなかったのだ。
でも、手元には5千円しかなかった。

その5千円であなたは何を買うのだろうか?

あそらく、あなたは思うはずだ。
「その仲間のこと、3人の好き嫌いが分からないと何を買ってよいか分からない」と言うだろう。
そうなのだ。
買うべきものは、あなたも含め、4人が満足するものだ。

仲間の1人が「嫌い」と言っているものを買うことはできない。
可能な限り、4人が満足するものを買うはずだ。

しかし、
それが4人ではなく、大学時代のクラス全員が集まる場合はどうだろう。
人数は40人だったり、100人だったりするわけだ。
この場合は違う。
全員を満足させることはできなくなる。
せいぜい、やれることは、可能な限り、多くの人を満足させるものを買うということだ。

実はこのシンプルなことをやっていないケースが少なくない

仲間やクラスの連中のことは考えずに「思いつき」で考えたり、クラスの連中のたった1人が言った言葉をクラスの連中全ての意見だと思ったりしてしまう。
だが、それではうまく行かない。

重要なことは「最大公約数」を探すということだ

これは私の口癖だ。
このブログでも以前取り上げたことはあると思う。
(書籍では目にしたことがないので、私独自の考えだが、内容はシンプルだ)

最大公約数を正確に説明すると、
「2つ以上の正の整数に共通な公約数のうち最大のもの」だ。

例えば、12と18という数字があったのであれば、その公約数は1、2、3、6。
上記数字であればどちらも割り切れるのだ。
そして、そのうちの最大のもの。
それが6。
つまり、最大公約数は6ということになる。

算数が苦手な方は「公約数」や「因数分解」などが出てくるだけで嫌だと思うので、これ以上は説明しない。
ざっくりと押さえてもらえれば良い。

私は12や18を顧客と見ている。
その顧客の多くに共通し、強力に求めているものを探し出すのだ。
あなたのビジネスや商品の顧客は完全に同じではない。
先ほどのように4人の仲間であっても、クラスの連中であってもだ。
いや、もっと多くの10000人くらいいれば、間違いなく色々な顧客が存在する。
12や18など、色々な顧客が存在するのだ。

色々な顧客がいるため、彼らが求めていることも全て同じということはない。
微妙に異なる。
先ほどの公約数と同じだ。
しかし、最小公約数ではダメだ。
10000人中、1人しか言っていないような意見よりは6人が言った意見の方を優先するべきだ。
その意味で最大公約数を探し、それを対応していく。

多くの顧客に共通し、顧客が強力に求めているものに対応していく

もちろん、10000人の中で1人しか言っていないような意見を無視して良いと言っているわけではない。

ただ、ビジネスの選択肢は無限にある。

一方、先ほどのあなたの手元にあった5000円と同じように、あなたの企業やビジネスは有限なのだ。
打てる手は限られている。
その意味では確率が高い選択肢を選ぶべきだ。

ダメなビジネスはそこもいい加減だ。
上記のようなデータをきちんと用意もしていないのに、その中で「直感」でビジネスをしてしまう。
「直感」を無視して良いというわけではないが、まずは目の前の顧客をきちんと見ることだ。
そして、最大公約数を見て行くのだ。
その上で費用対効果を考えつつ、効果的な選択肢を選んで行く。

参考までに説明するが、
コストをかけなくても、多くの顧客が満足する方法もある。
それが松下幸之助の言葉にある。

「商売をしている限り、いつの時代でもサービスは大事ですが、中でも特に故障や不満のないときのサービスということが大事です。
だんだん暑くなってきて、扇風機がそろそろ要るようになる。
そんなとき、ちょっと立ち寄って“去年の扇風機の調子はどうですか”と声をかける。
また“お納めした品物の具合はどうでしょう”と聞いてみる。
いわば“声のサービス”です。
これは全くの奉仕で、それですぐどうこうというものではないでしょうが、ご需要家にしてみたらどんなに嬉しく、また頼りに思われることでしょう。
そういうところに、商売をする者の真の喜びを感じ、尊さというものを自覚しなければならないと思うのです。」
引用:PHP研究所編

顧客だけではなく、人間の多くが満足するもの

それが「声をかけてもらう」と言うもの。
人間全般に共通する、まさに最大公約数だ。
そして、費用も松下幸之助の言葉の通り、「奉仕」であり、コストはかからない。
しかも、故障や不満のない時にこうしたことを確実にやれる企業は多くはない。
だからこそ、差別化にもなるのだ。
顧客の多くが望んでもいないことを、膨大な費用やコストをかけてやるよりも、こうしたことの方がよほど良い。

あなたの顧客の最大公約数は何か?
そして、費用対効果の高いアクションは何か?
ぜひ、考えていただきたい。
ヒントが見つかるだろう。

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