恐怖をなくすには

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恐怖をなくすには

私が学生時代に非常にはまった本。
それはカーネギーの書籍だった。

昨日、偶然目にしたのだが、重要な箇所に「印」がたくさん付けられていた。
彼の書籍でセオドア・ルーズベルトの話を取り上げていた。
セオドア・ルーズベルトは第26代大統領になった人物。

名誉勲章も授与された軍人であり、
探検家でもあり、そして大統領でもあった。
勇気を持つ偉大な大統領だった。

だが、彼の人生は正反対だった。
喘息に苦しむひ弱な少年だった。
青年になっても、自信はないままだった。

私がルーズベルトに注目したのは、
そこから、どのように偉大な大統領になったかだった。

彼は「自信」を手に入れようとしたのだ。
精神を徹底的に鍛え直す必要を感じていた。

そして、彼はある小説の一節を見つける。

マリアッドの小説の一節だ。

そこには、小説の主人公に向かって、英国戦艦の艦長が、肝っ玉のすわった人間になるにはどうすればよいか、教えているくだりがあった。
次の内容だ。

「初めて戦場に出るのは、だれでも恐ろしいものだが、取るべき道はただ一つ、戦闘など全然こわくないといった顔で立ち向かうことだ。この態度をつねに取り続けていると見せかけでなく、本当に度胸がすわってくる。恐怖を知らぬ態度を繰り返しているうちに、いつの間にか本当に恐怖を感じなくなり、度胸のある人間になるのだ」

まさに、ルーズベルトはこの考えに従う。

常に怖くないという表情、顔でいた。
常に「不安」や「怖さ」など一切の言葉を述べることはなかった。
まさに彼の辞書から「恐怖」や「不安」という言葉をなくしてしまったのだ。
それをひたすらに実行し、そしてついに恐怖を克服した。

自分の辞書から「不可能」という文字を抹消したナポレオンのようにだ。
「不安」や「怖さ」を感じないという「行動、態度」は
やがて、その「習慣」を生み、そして、「性格」になる。

以前、お話しした「坂の上の雲」の秋山好古。
日本騎兵の父と言われ、陸軍大将にまでなった彼もまさにそうだった。
青年の頃は大人しいタイプの人間だった。
それが非常に質素な生活を送り、自ら贅沢を嫌い、自分自身の精神を強靭なものにすることにこだわった。そして、「恐れ」など知らない男になったのだ。

「そんな簡単に性格が変わるかな」

そう考える方も「洗脳」というものの存在はご存知だろう。
「洗脳」に関するケースを見ていても、間違いなく、人の考え方は単なる「思い込み」。
それを変えることは可能だということが分かる。

今日あげた偉大な人物らも
ある意味では自己洗脳をやっていると言える。

やっていることはシンプルだ。

自分の理想とする「行動」をし、
それを「習慣」にし、
そこから「性格」を作るということだ。

自分の考えを流れに任せていたら、
失敗や障害の数だけ「俺はなかなかうまくいかない」と卑屈で弱くもろいものになっていく。
自分の考えは全ての出発点だ。
そこが弱くなると、行動も弱くなる。
行動しなかったり、するとしても継続できなかったりする。
結果、人生も弱いものになる。

彼ら超一流の人物らも磨き上げている出発点だ。
実際、そこを鍛えると、大きく世界は変わる。

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