強みの上に築け! 2

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強みの上に築け! 2

Build on Strength.
「強みの上に築け!」

前回、有名なドラッカーの言葉をご紹介した。

でも、「強み」の話をさせていただくと
「自分には人に誇れるような強みがない」と言う方も数多くいる。

強みというと「○○専門家」など
何らかのことで専門家になることだと思っているのかもしれない。
だが、そうではない。

本当にある一部で構わないのだ。

些細なことで良い。

タイ、インドネシア、フィリピン、カンボジア、モロッコなどに展開しているアマンというホテルがある。(海外リゾートが好きな方であれば、ご存知だと思うが。。)
そのホテルには「マジック」と呼ばれるものがある。
アマンマジックだ。

それはスタッフがゲストの名前と顔を覚えているということだ。
そのため、リゾート内でサインは必要ない。
レストランで食事をしても、エステを使っても、サインは必要ない。

超一流と呼ばれるホテルであっても、通常サインは必要だ。
朝食をとれば、ルームナンバーを聞かれ、何かをする度にサインやルームナンバーを答えることになる。

それが全く必要ない。
それなのに、会計はきちんと合うのだ。

「常連だからでしょ」と思う方もいるかもしれない。

でも、そうではなく、初対面の時からだ。
初めて会う段階から名前を呼ばれ、歓迎してくれる。
アマンを利用した方はそれに感動する。
いや、利用したことがない方もそれを聞くと感動し、他の人に伝えたくなる。
そうして、異常なくらい口コミが発生する。

このようなものはまさに「強み」だ。
でも、要は「名前」と「顔」を覚えるというだけだ。
「名前」と「顔」を覚えるという基本的なことを超一流のレベルでやってのけたのだ。
強力な「強み」と言える。

女子ゴルファーの宮里藍

彼女もまさに「強み」を活かしたゴルフをしている。

ゴルファーとして一流になるためにやみくもに練習するのではなく、「強み」を意識して練習し、「強み」を意識して本番を戦う。
(全然勝てなかった時期はスタイルも分からず、やみくもに練習していたと宮里藍は答えている)

その彼女の強みは「2打目の正確さ」だ。

ドライバーでもない。
目立つ飛距離などではない。

次の動画を見て欲しい。
「強み」とは何か?そして、「強み」のもたらす精神的な効果も理解していただけると思う。

動画を見れば分かるが、
1打目 ティーショットの平均飛距離は242.5ヤード。
1位のM.ウィーとは30ヤード以上も差をつけられ、98位の実力。
正直な話、ここは「弱み」
このブログでもお話ししたように、「弱み」は改善しても平均レベルになるだけだ。
無理にこだわる必要もない。

実際、宮里藍は飛距離を伸ばすためのトレーニングは全くやっていないと言う。
今後もやらないと思うと答えていた。
まさに「弱み」は捨てた。

でも、「強み」にはとことんこだわり戦った。

「2打目の正確さ」だ。

ライバルのリンシカムは次のように言う。
「私が1打目を藍より100ヤード飛ばしても2打目で藍の方がピンの近くに寄せるんです。もう笑うしかありません」

飛距離は負けている。
でも、「正確さ」
特に2打目の正確さにこだわった。

これこそ、ドラッカーの言った「強みの上に築け!」どおりのゴルフだ。
「強み」にこだわることだ。
「弱み」は改善しても平均レベルにしかならない。

だからこそ、「2打目の正確さ」にこだわり
「飛距離」をある意味では捨てている。

人には限界があるのだ。
練習量にも限界がある。
だからこそ、その限界があるものを全て「強み」に集中させることだ。

宮里藍はまさにそれを実現したのだ。

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