失敗にどう対応するのか?9

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「平均の問題」

前回、「平均」の話をした。
平均の長所と短所
特に短所、欠点は重要だ。
それを意識していないと、出てきたデータに簡単に騙されてしまう。

前回、5人の年収で「平均」を算出した。
5人の年収は次のとおり。

A:10,000万円(1億円)
B:300万円
C:250万円
D:400万円
E:600万円

4人が数百万円の年収の中、たった1人が1億円の年収
このようにデータ数が少ない場合であれば、そんなに簡単に騙されない。

データを見れば、1億円の年収の方が平均を引き上げているのに気がつくからだ。
簡単には騙されない。

しかし、

実際はこう簡単ではない

データを分析する時はそれに気がつかないことも多い。
上記のような5つのデータ数ではないのだ。

数千、いや場合によっては数万、数十万を超える膨大なデータを扱っているのだ。
エクセルで平均を算出する場合、データを選択し、平均を一瞬で出す。
しかし、何千、何万というデータがあるのだ。
その中に外れ値があることなど気がつかない。
または外部の人間もしくは内部の人間が意図的にその数値を出していることだってある。

この時に重要なのは、「外れ値があるかもしれない」という意識だ。
その意識を常に持つことが重要だ。

それだけで「平均」の問題は払しょくできる。
「外れ値はないのか?」
そう考えるのだ。
もちろん、それでも騙されることはあるだろうが、「本当か?」と考えることは重要なのだ。

ところで、
このシリーズの冒頭で話した「失敗を見る」「リスクを見る」という話も同様だ。

「失敗」や「成功」
その基準とする数値として「平均」を使っている方もいるだろう。
「平均を上回ったら、成功」とか、「平均を下回ったら、失敗」などだ。

上記5人の数値がデータでなくて、何かの成果を示す数値だとしよう。
売上でも何でも良い。

「平均」を基準にし、それを下回ったら失敗と考える場合
外れ値がある平均を基準にしていたら、命取りだ。
上記の例では5人の平均は2,310万円
しかし、その数値は本来は外れ値にひっぱられた数値
多くは達成することはできない。

いや、その逆だってある

大きく下にひっぱる外れ値があった場合、平均自体が強烈に下がっている場合もある。
その平均を目標にしていたら、ほぼ多くの数値が目標を達成してしまう。

平均自体を下げている外れ値があるのに、「平均を上回ったから、このプロモーションは成功ですね」と外部のコンサルタントや広告代理店や部下が平気で説明してくることだってあるかもしれない。
騙そうとしていなくとも、あるはずだ。

正しいデータがあっても、正しい方法でなければならない。
そして、正しい方法であっても、正しい解釈でなければならないのだ。

正しい解釈
つまり、
「平均は2,310万円。ただし、通常数百万円の年収の方の中で年収が1億円の方が1人いたので、その外れ値を外すと、平均は387万円になるな。」などと考えれば、大きく間違えることはないだろう。

実はこの「平均」1つをとっても短所を意識することで、様々な使い方となる。
そして、次に知っていただきたいことがある。
それを次回、お伝えしていきたい。

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