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「『統計学』の残り2つの問題」
前回は「正しいデータ」が重要だと言う話をした。
「正しいデータ」がなければ、それを正しい方法で扱おうが、その後の解釈が正しかろうが、正しい解など出せるわけがない。
今回、「正しいデータ」に引き続き、「正しい方法」と「正しい解釈」について、話したいと思う。
まずは
「正しい方法」
仮にあなたが「正しいデータ」を持っているとしよう。
それだけでは正しく分析することはできない。
それを「正しい方法」を用いないとダメだ。
例えば、あなたの企業の売上と利益の正しいデータ
(まあ、このくらいのデータであれば、正しいデータがない方がおかしいが。。)
過去10年の売上と利益のデータがあるとする。
最初の9年は9年連続で売上、利益が上昇している。
しかし、最後(最近)の1年で売上、利益が大きく低下しているような状況
つまり、9年間連続で売上、利益は伸び続けてきたが、最近の1年は大きく低下しているような状況。
このような状況の場合、データの分析対象期間によって結論は大きく変わる。
大きくだ。
具体的にはどの時期からどの時期までのデータを分析するか?
それによって、結論は大きく変わってくるのだ。
例えば、過去10年のデータを見るのであれば、右肩上がりに売上、利益は上昇しているように見えるだろう。
グラフなどにしたら、左下から右上に売上や利益が伸びることになる。
せいぜい、最後の1年だけ、少し低下しているような感じだ。
見た目は非常に順調に感じるかもしれない。
外部の人間が見ても、
「御社は調子が良いですね。売上、利益は毎年伸びていますね」ということになってしまう。
よくありがちだ。
下がっているのはせいぜい、最後の1年だけだ。
非常に良く見える。
しかし、直近1年のみのデータを用いたら、どうなるか?
直近1年であれば、毎月売上と利益は低下している。
それをグラフ化すると、毎月毎月売上と利益が低下しているトレンドを描く。
左上から右下に大きく低下している傾向が一瞬で見て分かるグラフになるだろう。
外部の人間が見たら、
「この会社、やばいよ。売上と利益が大きく下がっている」となるはずだ。
これは1つの例だ。
しかし、単に対象期間を変更するだけでも、人を騙してしまう。
それくらいのインパクトがあるのだ。
あなたがそうしたものを知っていて、人を騙しているのあればまだ良いが、あなた自身が気がつかずに、それをやっていたら問題だ。
「正しい方法」
これも非常に重要なのだ。
常に自分がとった分析方法などが常に正しいかどうかと疑問を持つこと
それが重要だ。
そして、最後が
「正しい解釈」
これが非常に重要だ。
めちゃくちゃ、多くのケースでこの間違いに出会う。
よくあるのが、ターゲット分析などの時だ。
「ターゲットはどのような人か?」
それを分析する時に、一番人口が多い東京がターゲットだと結論づける例が多い。
もちろん、東京の方が事実ターゲットであれば良いのだが、単純な誤りからそう考えている例も多い。
そもそも、東京は人口が最も多い。
そのボリュームの大きさから購入者が東京が最も多くなるのはどのような業界、どのような商品でもほぼ同じなのだ。
しかし、それは本当の意味でのターゲットではない。
ターゲットを考えるのであれば、「数」ではなく「率」で見ることが賢明なのだ。
少し、例を出そう。
例えば、全ての県の人間10万人に対して、DMを展開するとしよう。
その時にどの県がレスポンスが最も高いかという「率」で見るということだ。
それは「静岡」かもしれないし、「新潟」かもしれないのだ。
東京は人口が最も多い。
そこはボリュームが大きいだけなのだ。
もちろん、
「率」で見ると新潟だから、新潟がターゲットだけど、東京は人口が多いので、東京を狙っていくというのであれば、構わない。
しかし、「率」のことを意識せずに単純に数で判断することは問題だ。
ターゲットは率で見るべきだ。
ボリュームではない。
ざっと話したが、「統計学」における3つの問題は以上だ。
・正しいデータ
・正しい方法
・正しい解釈
上記3つの問題があることを意識してほしい。
うんざりするくらいこの3つで誤るケースが多い。
ぜひ、注意していただきたい。
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