商品を生み出す体制 2

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商品を生み出す体制 2

「お金がない」
「ゆとりはない」

そのような人が多い中で、ビジネスをしなければならない。

あなたが相手にしているのはそのような人々なのだ。

もちろん、前回お話ししたとおり、「ゆとりがある」と答えた全体の5%にも満たない方々を相手にして、ビジネスをしている方もいるだろう。
でも、多くは逆だ。
ゆとりはない人々だ。

お金がなければ、商品は買わない。
ゆとりがなければ、必要なものしか買わなくなる。

ある意味ではそのような方々に「売る」のをやめてしまったGoogleなどは正しいとも言える。
彼らは「ゆとり(お金)がない」そのような人々からはお金をとらず、そのような厳しい環境の中で「売りたい」と考えている企業から広告費などでお金をとる。

松下幸之助は「雨が降れば傘をさす」というくらい自然にのっとったビジネスをしなさいと言っていたが、まさにそれは自然な形のものだとも言える。

でも、多くのビジネスはこのようなものではない。
多くの商品もGoogleやFacebookなどとは違う。

やはり、「売る」のを諦めることはできないだろう。
せいぜい、初回に提供する商品を無料にし、バックエンドで有料の商品を販売するくらいのことしかできない。

結局は「売る」のだ。

ここで問題になるのが「フォーカス」だ。

フォーカスの重要性についてはこれまでもお話ししたとおりだ。
多くのビジネス、多くの商品に手をつけるより、少ないものにフォーカスする方が時間も労力もお金も集中させることができる。

当然、精度の高い商品、精度の高いビジネスを展開していくことができる。
これは正論だ。

例えば、アップルのサイトを見てほしい。
世界有数の企業が、あれだけしか製品がないのだ。

Mac、iPod、iPhone、iPad、AppleTVなど、数えられるくらいしか製品がない。
正確な商品数で言えば、さらに多いが、主な製品はそれだけだ。

でも、年商1億円ぐらいの企業であっても、それどころではない商品数のところもある。
いや、それ以上だって、あるだろう。
それでいて、サイトを見ると、どれも中途半端なサイトだったりする。
手がまわらないのだ。

そう考えると、少ない商品にフォーカスすれば、それだけ、貴重な時間、貴重なお金、貴重な労力を集中させることができる。ビジネスの精度だって上がる。

基本的にはフォーカスが良い。
これは間違いない。

ただし、条件がある。

その商品が「売れる」可能性があればだ。

顧客にきちんとした形で提示しているのに、全くと言って良いほど、興味ももたれないようなものでは、どれだけ努力しても売れない。
10年かけようが、どれだけ莫大なお金をかけようが、どれだけの労力をかけようが売れない可能性もある。
それでは、時間の無駄だし、労力の無駄だし、お金の無駄だ。

もう一度言う。

「お金がない」
「ゆとりはない」

そのような方々を相手にしているからだ。

すると、どうすれば良いのか?

実は、その逆をする必要がある。

まずはフォーカスしないことだ

次回、それについて、お話しして行きたい。

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