偉大なプロスポーツ選手
自転車ロードレース
ツール・ド・フランスが先月30日に開幕。
長い戦いが繰り広げられている。
ツール・ド・フランスが始まると
常に私の頭に「ある選手」の姿が浮かんでくる。
と言っても、現在活躍している選手ではない。
過去活躍していた選手だ。
その人の名は
ランス・アームストロング
数年前、このブログで彼のことはお話しした。
彼の過去のレースを
ビデオなどで見ることもあるが
名作映画以上に強烈だ。
気持ちが最高に高ぶる。
彼のことをご存知無い方のために少しお話しすると
ランス・アームストロングはもともとは偉大な選手とは言えなかった。
プロ選手になった後、ツール・ド・フランスを途中棄権したり、アトランタオリンピックは12位という結果でとても偉大とは言えなかった。
ところが
1996年10月2日
あることが起きた
ガンと診断されたのだ
精巣腫瘍に侵され、肺や脳にも転移。
生存確率は極めて低かった。
しかも、通常、精巣腫瘍は化学療法を施すがそれを避けた。
理由は副作用だ。
化学療法は間接性肺炎を引き起こし、心肺低減の副作用があった。
それは、プロ自転車選手としての復帰を不可能にすることを意味した。
そのため、心肺機能へのダメージが少ない、より過酷な化学療法を選択し、さらに脳の自浸潤部も切除した。
その治療になんとか成功し、トレーニングを再開する。
でも、レースには勝てない。
甘くはなかった。
一年間寝たきりの状況。
治療のダメージだってある。
日常生活も苦しかった。
所属していたチームからは再起不能と見なされ、解雇。
それでも、諦めることはなかった。
チームをクビになっても、
リハビリとトレーニングを続け、
そしてプロとして復帰する。
復帰したが、以前のようには身体は動かない。
そして、ついに「自転車人生を終えよう」とした時に出場したレースで好成績を収める。
そこから徐々に這い上がり、世界最高の自転車レース。ツール・ド・フランスで優勝する。
さらに1999年から2005年。
前人未到の7連覇を遂げる。
死ぬかもしれなかった状況
ベッドから動く事もできなかった状況を乗り越えた
彼の勇敢なレースを見ていると「自分は甘い」と感じる。
脳や肺に転移もしていたガン
一年間寝たきりの状況
「再起不能」と言われてきた状況。
それと比べれば、どれだけ恵まれている生活か分からない。
彼がガンから生還し、
初めてツール・ド・フランスで勝った年の山岳の走りの動画。
あなたに見てほしい。
(黄色のジャージの男がランス・アームストロングだ。)
ここから前人未到の7連覇が始まる。


コメント