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「人口から読む日本での展開」
前回お話したとおり、人口減少の日本でどのように展開すべきか?
それを話していきたい。
ただ、ここ数日は中国展開の話をしていたため、その前に日本の人口の前提を詳細に話していきたい。
(少し、数値が多いが、それを押さえる必要があるのだ。大局的に把握してほしいと思う)
人口減少の中で、メディアや専門家は「顧客により高い付加価値を提供すること」などともっともらしいことを言っているのを目にする。
しかし、これはよく理解できない。
全てを具体的に説明する必要はないが、人口減少でなくとも、顧客に高い付加価値を提供することは重要なのだから。
現在、日本の人口は1億2717万人
しかし、
今から20年後の日本の人口は1億1522万人(2010年比 9.4%減)
40年後の日本の人口は9515万人になる。(2010年比 17.4%減)
20年後は全体の人口は9.4%減、
40年後になると17.4%減
そこから、加速度的に減少していく。
高齢化社会なのだから、当然だ。
徐々に減るのではなく、大きく減るのだ。
このような話をすると、
「40年後はあまり関係ないな。まあ、20年後は約10%だからあまり減らないだろう」
そう思うだろう。
しかし、これは違うのだ。
消費が激しいのは、統計局が発表しているように、
30代、40代
その世代がどの程度減少するか、そこが国内の多くの企業に影響を及ぼす。
実際、通販大手企業などでも、そのあたりをターゲットにしている企業が多い。
人口ピラミッドを見てほしい。
2010年の人口ピラミッド
これは以前も説明したとおり、35-65歳の人口が多い。
しかし、20年後の2030年の人口ピラミッド
ここから大きく変わる。
人口は約10%減だが、さらに、ピラミッドを考慮に入れると、変化が起こる。
55-85歳の人口が多いのだ。
もはや、30代、40代は非常に少ない。
例えば、2010年の40歳は男女ともに100万人くらいいたのに、2030年になると男女ともに60万人くらいになる。
これこそが、予備校や大学が体験した人口減と同じものだ。
さらに、今から40年後の2050年
人口のピークは80歳あたりだ。
異常な国になっている。
この段階になると、高齢者ばかりの国だ。
もはや、出生率を高めるなんてことはありえない話だ。
私は高齢になっていると思うが、まだ生きている。
どのように日本という国が生き抜くのか、心配になってくる。
つまり、人口だけを見れば、20年後は10%減と強烈に感じないかもしれないが、人口ピラミッドを見ると、違うのだ。
10%どころか、あなたの商品によっては半分くらいのマーケットになる可能性がある。
40歳前後は多くの企業がターゲットにしている年齢
今から、20年後に向かって、その辺りのマーケットは60%くらいに縮小していく。
単純に言うと、
今ある売上が60%くらいになるということだ。
一方で考えてほしいのは、これまでの日本とのギャップだ。
戦後、1946年の人口は7575万人だった。
それが20年後の1966年の人口は9903万人。つまり、30%増だ。
その後、1986年の1億2166万人となり、戦後と比べると60%増なのだ。
企業は成長し、国は発展し、人々は豊かになっていく。
車を購入し、マイホームを購入し、パソコンなども生まれた。
過去の日本は今後の日本とは全く逆なのだ。
日本企業は急速に売上を上げ、急速に利益を上げることができた。
過去、下手に成功していた企業は、今後もこのやり方でビジネスをやっていく。
大きく舵をきることはできないだろう。
下手に成功しているから、その成功体験を捨てることができないのだ。
ところが、マーケットは変化している。
60%増になるような状況ではなく、これから60%くらいに減っていくのだ。
トヨタであれ、キャノンなどの日本を代表する企業だって、例外ではない。
素晴らしいと思われている企業の多くは全て、60%増の世界で成長してきたのだ。
(世界の先進国も戦後から人口を伸ばしてきた。世界的にマーケットが拡大したのだ。)
しかし、そのやり方は通用しなくなってきている。
では、どうすれば良いのか?
それを次回、話していきたい。
まずは今回の前提を押さえていただきたい。
あなたなら、この状況で国内でどうするか?
それも考えてほしい。
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