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「日本企業の中国展開」
「今のところ、中国に展開する予定がないので、日本の話をしてほしいですね」
私の友人からそのような意見をもらった。
この後、中国展開の具体例を話していこうと思っていた。
しかし、このシリーズを続けていくと、中国に興味のない方には意味のない話になってしまう。
そのため、今回で中国の話を終了し、次回から日本国内の話をしていきたい。
中国について、確実に押さえてほしいこと。
それだけ、話したい。
これまで話したとおり、
日本の人口減少、市場縮小
それに対して、中国やインドの市場と人口ピラミッドは魅力的なのだ。
そこに大きな可能性があるのは事実だ。
実は人口ピラミッドだけであれば、途上国の多くが理想的な形だ。
しかし、多くの途上国が発展しない。
成長のスピードが遅い。
そこには「教育」が必要なのだ。
先進国の技術などを「真似」するにもそれを「学ぶ」力が必要だ。
その点で中国やインドは有望だ。
世界最高峰と言っても良いハーバード・ビジネス・スクールなどにも日本人以上に中国、インドの学生が多くなっている。
先進国が築き上げてきたものを貪欲に学び、それを自国の有望な市場で自国の良質で低賃金の労働力で展開していく。
大きく伸びるのは間違いないだろう。
先進国の最先端商品
その代表の1つがiPadだろう。
私もその1人だが、5月の発売を待ち望んでいる。
しかし、そのiPadでさえ、中国はもう既につくっている。
香港と隣接する深センの電気街などにはiPadの海賊版が既に売られている。
本物よりもやや厚みがあり、形はやや細長いらしいが、USBは3個搭載し、OSはウィンドウズらしい。
最終的にはずっと良いコピーを工場で作れるようになるらしい。
「海賊版なんて、悪いモノだ」と決めつけるのは確かにそうなのだが・・・。
それを作る技術があるということだ。
しかも、先進国よりも圧倒的な低賃金でそれを形にすることができるのだ。
先進国よりも圧倒的な低賃金なのだ。
「中国は貧富の差が大きい」
この点を評論家のように、「貧富の差が激しい中国はまだまだだ」と言っている人もいるが、これは違う。
貧富の差があるからこそ、人口や人口ピラミッド以上に今後の強烈な需要や欲が期待できる。
そこに低賃金の労働力もあるのだ。
ほとんどの人が満たされている日本ではそれが難しい。
だからこそ、日本企業が「コストリーダーシップ戦略」や「集中戦略」によって、低コストを実現させたとしても、それを上回る強烈な低価格を中国企業に実現されてしまう。
「では、中国の低賃金の労働力を使えば良いだろう」
そう考える方もいるだろうが、企業全体が低賃金であるのと、企業の大半が先進国の高い賃金で一部を中国の低賃金とするのでは意味が違う。
後者で中国企業にも勝てる低価格を実現するには相当な無茶をする必要があるだろう。
あの「低価格」を実現させているユニクロでさえ、相当な無理をしてそうだ。
事実かは分からないが、ユニクロの中国の秘密工場は月給2万円と週刊文春4月28日号は報じている。
しかも、圧倒的なクオリティの高さを求めつつ、その賃金で働いてもらっているらしい。
そのくらいやらないと、圧倒的な低価格は実現できないのだろう。
つまり、中国の労働力を使えば、「低価格」は実現できるなどという安易なものではないのだ。
そこで「差別化戦略」が有望だと言う話をした
しかし、この差別化も先のiPadのようにすぐに真似される可能性がある。
だからこそ、「差別化戦略」の基本に戻ってほしい。
「差別化戦略」は製品の差別化だけではない。
製品の性能やデザインの差別化
これだけではすぐにコピーされる。
そうではなく、ブランド、独自技術、顧客サービス、販売チャネルなどを組合せ、顧客に高い価値を提供し、競合に簡単に模倣されないものとする必要がある。
これは「差別化戦略」の基本
その基本に忠実にすること。
特に競合に簡単に模倣されないようにするという点が中国などに展開する時に意識しなければならないことなのだ。
大戸屋や味千ラーメンなどの中国進出
それは日本の定食や九州とんこつラーメンという差別化をしている展開だ。
競合に簡単にコピーされるものではない。
こうしたものが中国展開で成功する差別化戦略の代表的なものだろう。
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