ヨーダが教えてくれること 2
数ヶ月前、某大手企業がある製品を出した。
(非難はしたくないので、社名は言わない。)
数多くのメディアがその製品を取り上げ、「素晴らしい製品であり、可能性がある」ようなことを発信していた。
ただ、僕は全く違った。
僕なりにざっと情報収集すると、顧客はそれを欲してはいないようだった。
どう考えても「欲しくない」ものに膨大なコスト、労力、時間をかけて開発しているようにしか思えなかった。
そして、
発売後、結果は悲惨な状況だった。
ネットの掲示板や様々なサイトの評価も低く、未だに売れていない。
失敗だった。いや、これからも売れないだろう。
誤解しないでほしいのだけど、「僕が正しかった」と伝えたいわけじゃない。
未来を正確に予測することなどできない。
それに、失敗した企業を非難したいわけでもない。
顧客は売上の源泉
「顧客が重要なことくらい知っている」
そうあなたも考えているだろう。
これについては、このブログでも何度となく話している。
でも、本当の意味で知らない人も少なくない。
顧客の現実を真剣に見ようとしていないのだ。
だから、顧客に必要とされていないものに膨大なお金や時間や労力をかけて作ってしまう。
先ほどの企業の経営者は非常に優秀な方
それでもこのようなことは起きる。
当然、誰にでも起きることだ。
それを避けるためには顧客の現実を真剣に見ることだ。
真剣に理解することだ。
考えてほしい
僕らは知人との間でも誤解が生じる。
親しかった知人と話していて、自分が考えている反応と驚くほど違う反応をされることもある。
そして食い違ってしまうことがある。
喧嘩になることもあるだろう。
自分の知り合いでもそうなのだ。
ビジネスをやっている我々が顧客のことを誤って理解してしまうことは当然ある。
夫婦だって恋人だって、相手を確実に満足させることなど、そう容易ではない。
「そんなの楽勝だろう」というわけには多くの人はいかない。
うまく行かないカップルは氾濫しているし、家庭がうまく行かないことだってあるのだ。
通販やネットビジネスを展開している方は特に注意しなくてはならない。
最も大切な顧客のことを分かっていると思っている方でも実際に会っている知人よりはまだまだ分からないだろう。
そう考えると、まだまだ余地はある。
顧客を満足させる余地はある。
前回、お話したヨーダは言う。
今ある現実を正しく見つめようとしておらん。
「今ある現実」
「顧客が売上の源泉」ということから考えれば、僕らが知るべきは「顧客の現実」だ。
「今」ある顧客の現実だ。
過去のデータなどではない。
自分の「強み」は大切だ。
でも、それはひとりよがりなことをするということではない。
あなたの「強み」だからと言って、顧客が不要なものを「買え」と言ったって買わない。
あなたの「強み」が今ある顧客の現実に「利益」をもたらすようになってこそ、意味があるのだ。
「強み」が「利益」になることが重要なのだ。
顧客に興味のないものを売りつけようとするのは、不要なものにお金を払わせることになる。
それではあなたの「強み」が顧客の「不利益」になってしまう。
顧客が不要だと思っていることをやってはいけない。
そのためにも顧客の今ある現実を知ることだ。
※業務多忙のため、3月末くらいまでは頻繁にお休みさせていただきます。


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