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「使い道が決まっている限られたお金」
人口は間違いなく減少する。
子供を産む世代も減っているのだ。
間違いなく今後減少していく。
市場は縮小する。
縮小する市場。
そのため、ビジネスを展開する多くの企業の売上は減少。その従業員の収入も減少する。
また、満たされた世の中で生活してきたことにより、欲も減少している。
最後の欲の減少は私の見解だが、今後の人口減と収入減は間違いないだろう。
やっかいなのは、日本人は一度満たされた状況を経験していること。
収入減少と言って、生活レベルをいきなり落とすことはできないだろう。
携帯電話を手放すことも、
PCを手放すことも、
液晶テレビを手放すこともできない。
生活の中で重要だと考えているものに対する支出は今後も続く。
顧客の財布は、収入が減るが、生活の中で重要だと考えているものにはお金を使うことになる。
使い道がある程度決まっている限られたお金
ここを取り合うことになる。
この状況で成果をおさめる方法はいくつかある。
全部、お話をしていたら、いつまでもこのシリーズが続くことになる。
代表的な方法をご紹介をしていきたいと思う。
これまでお伝えしたとおり、
「人口増」「収入増」「欲増」
日本はこの状況だった。
市場環境が成長していた。
マーケティング的に言えば、成長する市場環境にあったため、需要創造型のマーケティングを展開すれば良かったのだ。
次々に新商品を開発し、販売する。
新しい商品を次々に出せば、うまく行ったのだ。
ポケベル、PHS、携帯電話、カメラ付携帯電話などだ。
その流れに乗り、次々に人々は購入した。
携帯電話だって、発売時期が来る度に新商品を買っていた。
ところが、今後は違う。
収入は減少していく。
しかし、支出はある程度決まっている。
何にお金を払うかはある程度決まっているのだ。
顧客の財布の中にはある程度使い道の決まっている限られたお金しかない。
その顧客が減少していく。
つまり、限られた市場なのだ。
だからこそ、競合を意識したマーケティングの展開が1つの方法だ。
しかも、同業界だけではなく、他業界も視野に入れた競争型のマーケティングの展開だ。
強くイメージしてほしい。
あなたの財布の中にあるお金。
銀行口座にあるお金。
そのお金は実はある程度何に使うか、決まっているはずだ。
毎日、新聞を読む。
朝のコーヒーを買う。
昼は同僚と食事をする。
会社の自動販売機でドリンクを時々飲む。
毎月、購入する雑誌を買う。
洋服は一カ月に1回買う。
携帯電話の料金にいくらか支払い、家賃にいくらかを支払う。
生活費を家族に渡している方もいるだろう。
無線LANを使用している方はその使用料も払っているはずだ。
つまり、ほぼ毎月支払う先は決まっている。
その残りはどれだけあるだろうか?
残ったとしても、それも貯金したい額もある。
その意味では全て使い道が決まっているのだ。
収入が減っている。
しかし、支払う先が上記のように決まっている。
残りは将来のための貯金だ。
使い道の決まった限られたお金
そこで競争型のマーケティングをしていく。
方法は2つだ。
1つの方法は競合が存在しないところを狙うブルーオーシャンだ。
砂漠の中で水を提供する状況を創り出す。
競合が存在しないところを攻めていく。
以前、お伝えしたとおり、あなたの企業しか提供できないものを提供する。
そして、もう1つが競合を攻めていくことだ。
特に弱い競合を攻める。
私が親しくさせていただいている企業も、これをやっている。
いずれにしても、フォーカスし、独自性を出していくことが重要だ。
その独自性を訴求していくことにより、競合がいてもいなくても、砂漠の中の水。
それを創りだす。
「人口減」、「収入減」、「欲減」
それぞれが減少していく。
その中でシェアを伸ばすことで売上を伸ばす。
それがこの方法だ。
多くの企業は厳しくなる。
広告費だっておさえるだろう。
要は、攻める力がなくなっていくのだ。
その中で成功する体制を構築し、シェアを増やしていくことができれば、この状況を機会にすることが可能だ。
次回、別の方法をお伝えしたい。
追伸:大枠を理解していただきたいため、非常に割愛して、説明している。
ブルーオーシャンなども注意が必要だ。
単に新しければ良いというわけではない。
機会があれば、それもお伝えしたい。
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