スペインの旅「資本主義」12
「多数」に属する人と「成功する少数」に属する人ではその根底にあるものが違う。
そうお話しした。
ここは非常に重要だ。
ぜひ、考えてほしい。
もし、あなたが多くの人(多数)が興味ある「情報」や「考え」や「行動」を追いかけているのだとしたら、それは何のためか?
「多くの人と話を合わせるためなのか?」
「乗り遅れないためなのか?」
つまり、「多数に同化するためなのか?」
それとも
「少数であるのを生かすためなのか?」
それを考えてほしい。
「多数に乗り遅れないため」だとしたら、それは多数を追いかけていることになる。
必死に人気のあるテレビを見て、人気のあるニュースを見て、人気のあるイベントに参加する。
それだけであれば、それは「平均」や「多数」を目指すことになる。
それでは少数にはならない。
多数になるのだ。
実は今日
この記事の内容を考えている時
私は新宿の都庁にある免許更新センターにいた。
(移動時間や時間が空いた時にブログの内容を考えている)
私の免許は「優良」
そのため講習時間は30分。
大して時間はかからないはずだった。
でも、手続きを終え、講習を受ける部屋に入ろうとすると、「あと30分ほどお待ちください」と係の方に言われた。
「あと、30分も待つのか。。」
スタートするのは30分後、それから30分の講習を受けるということだ。
講習を受ける部屋の近くを見回すとタリーズが1店だけあった。
たった1店しかないタリーズに向かうと、席は満席。
しかも、行列だった。
どうやら、私のように免許の更新に来ている方が多く、講習がスタートするのを待っているようだった。
お客の回転も早いので、すぐに席は空き、私は席に座ったが、それでも行列だった。
まさに今回の話どおりだ。
「少数」で「多数」を押さえる。
1店しかないタリーズで、免許の講習に来ている多くの人を押さえているのだから、まさにそのとおりとなっていた。
ここまで公式どおりだと、タリーズほどのブランドがなくとも、無名ブランドのカフェであっても行列はできただろう。
(もちろん、タリーズのようによく知られているカフェの方が良いが)
でも、これが多数に属しているだけでは、何一つ意味がない。
免許の更新を受けにきている多数の一員になるだけであれば、免許の更新はできるが、ビジネスとしては何にもならない。
多数の方と同じように視力のチェックを受け、講習を受けるだけになってしまう。
「少数」とは「多数」を押さえるもの
つまり、「多数」を従えているという意味では、リーダーとフォロワーとも言える。
また、「多数」を押さえるのだから、「少数」とは「強み」とも言える。
その意味では、ドラッカーも同じことを述べている。
「経営者の条件」で彼はこう話している。
「成果をあげるエグゼクティブは、人間の強みを生かす。彼らは弱みを中心に据えてはならないことを知っている。」
ドラッカーの言葉と合わせて言えば、
「少数」つまり、「少数」になりうる「強み」を軸にするということだ。
ところで
ここまで「資本主義」の話をしていて、どのようなことを感じただろうか?
私が「おそらく、こういう意見が上がってくるだろう」と思っていたご意見をいただいた。
「きつい話ですね。今回の内容を読んでいると、『起業』した方が良いという風に思えてきます」
起業も確かに選択肢の一つだ。
でも、強みを持つ「少数」で「多数」を従える形を築けるもので起業すべきだ。
単に少数では厳しい。
また、誤解しないでいただきたいのが、「会社員」が悪いというわけでもない。
「会社員」であっても、同じことが言えるのだ。
「少数」と「多数」
この2つの視点と私が見る「会社員」の視点
そこから、会社での成功パターンをお話ししていきたい。
社員として働いている限り、コントロールされる側だ。
その中でどのようにそれを生かすのか?
それを話していきたい。
会社員の方は次回を楽しみにしていただきたい。


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