「スティーブ・ジョブズは世界最高の経営者か?(総集編1ー5)」
前回でこのシリーズも終了した。
途中、このシリーズについて「最後にまとめてほしい」「最初から読みたい」というご意見も頂戴した。
(カテゴリーを読みやすく設定してほしいという声もいただいたが、それは改めて検討させていただきたい)
そのため、今回はそのような方のためにまとめてご紹介したい。
(「もう既に読んだ」という方のためには少しポイントだけ、お伝えしたい。)
今回、ご紹介するのは第1回から第5回
そのポイントは次のとおりだ。
あなたのビジネスに活用する上で特にポイントを意識していただきたい。
まず冒頭にこのシリーズの質問に対する回答をさせていただいた。
スティーブ・ジョブズは「世界最高の<経営ができる芸術家>」だとお話しした。
(誤解しないでいただきたいのは、アップルの成功要因ではない。ジョブズの成功要因だ。)
この記事が書きたかったのは、ジョブズを取り上げている記事や書籍がそもそも「ビジネス」「コンピュータ」関連の人間が書いているということだ。
それにも関わらず、ジョブズの話には「芸術」関連の言葉が多い。
逆に言えば、「アート系」の人間が取材したり、書いたのであれば、圧倒的に芸術寄りの話になっているはずだ。
彼は世の中の多くの経営者と違う
それを踏まえて参考にするべき点とするべきでない点を判断すること。それが非常に重要だ。
そして、もう1つのポイントは多くの人にとってデザインはほんの表面のことにすぎないということだ。
言い換えれば、デザインは軽んじられている。
この記事を読まれている方の中にも企業内でデザイン関連の仕事をしている人、広告関連の仕事をしている人が多い。そのような方が専門家であればあるほど「経営者もしくは上の連中は分かっていない」「重要視されていない」と苛立ちを感じているかもしれない。
それはやむを得ない。
そもそも、デザインが重要だとは思っていない方が少なくない。
(ビジネス書を読んで学び、経営関連の情報に触れているのだから無理はない)
ジョブズはそれが違った。
これは彼自身がデザイナーであるという意味ではない。
それ以前に経営者が「デザイン」を重視していることが重要なのだ。
しかも、「芸術」レベルの「デザイン」だ。
そこに非常に重きを置いているからこそ、他の企業の優れた「デザイン」をどん欲に参考にし、優秀な「デザイナー」を見出し、「芸術」レベルの製品を生み出すことができたのだ。
これは例外中の例外だ。特に大手であればあるほど、難しくなってくる。
(実際、経営者を取り上げている記事を読み返して欲しい。驚くほど、デザインや芸術という言葉は少ない)
でも、そのデザインや芸術が強烈な力を持つ
AIDMAは「注意喚起」から始まる。
注意喚起させることができなければ、人に見られることも手にとってもらうこともない。
当然、買われることもないし、売上、利益も上がらない。
だが、「芸術」レベルのデザインは、強烈な注意喚起を生み出すのだ。
あなたに「芸術家になれ」と言っているわけではない。
そうではなく、「デザイン」の重要性を少しでも認識していただければと思う。
第1回から第5回については下記のとおりだ。


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