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「少し説明の繰り返しが多いような気がします。」
そのような声が上がってきた。
気をつかっていただいたご意見だったのだが、正直そうなのだろう。
私もそう思いながら、書いてきた。
言い訳はしない。
ただ、私の方には、「難しい時があります」という声も上がってきている。
どちらを優先させるかを考えた結果、多くの方にご理解いただく方を選んだ。
可能な限り、読んでいただいている方に最適な方法をとっていきたい。
ご理解いただいている方は重複している箇所は飛ばしていただいて、構わない。
読みたいところから、読んでいただければと思う。
「ランキング」が重要だという話をした。
顧客が買ったという事実で売る方法。
ここまで話したところで、読者の方から、疑問を頂戴した。
(ご存じない方に説明すると、右下にメールフォームがある。
ちなみに、返信できない時も多いのでご理解いただきたい。
なるべく、ブログでは今回のように取り上げさせていただいている。)
「アップル、グーグル、アマゾンの成功要因がランキングというのは、グーグル、アマゾンについては何となく理解できますが、アップルはそうなのでしょうか?」
そのような疑問だ。
この疑問を持たれている方は多いと思う。
少し脱線して、それを先に話したいと思う。
「同質」と「異質」
優先すべきは顧客との「同質」化。
まずはそれを徹底してほしい。
次に優先すべきことが「異質」だ。
通常は、この顧客との「同質」化が図れていない。
あなたの企業は顧客にどのように思われているのだろうか?
「同質」化が図れているのであれば、顧客と企業や商品のイメージが一致する。
例えば、ユニクロ。
あなたはユニクロに何らかのイメージを持っているだろう。
そして、そのイメージをユニクロは提供してくれているはずだ。
さらに凄いのはあなた以外のお客も同一のイメージを持っていることだ。
どなたに聞いても、同じような意見を言う。
1メッセージだ。
マーケティングにおいて強力なこと。
それは多くの顧客の脳の中に1つのメッセージを植え込むこと。
1メッセージ。
これが基本だ。
それが出来ている企業は強烈な成功を手に入れる。
成功している企業は、この簡単なことができている。
いや、企業だけではない。
人だってそうだ。
成功している人は1つのメッセージを植え込むことに成功している。
通常はそれができない。
疑問が上がったアップルに戻ろう。
顧客がアップルに期待するイメージは何か?
それは「デザイン」だ。
アップル商品を購入する顧客が期待するものは「デザイン」。
その「デザイン」への期待に完璧なほど同質化に成功しているのがアップルだ。
顧客の声を読んでほしい。
重要なのは企業側のメッセージや商品説明ではない。
売上の源泉は顧客。
顧客にこそ、その秘密が隠されている。
驚くべきことにそのとおりになっているのだ。
しかも、どの商品も同じように「デザイン」への感激の声が上がっている。
「デザインは文句なしです。所有する喜びを与えてくれます。
処理速度・グラフィックについては現状で不満はありません。」
(MacBook)
「マルチトラックパッドが慣れるとものすごく使いやすく、またシンプルなデザインも良くて、所有欲を満たしてくれますね」(MacBook)
「デザイン 購入理由がこれですから文句なしです。
アルミのユニボディはシンプルでかつ質感が高く、キーボードのデザインも美しい。
個人的にですが、表面にシールが貼っていない(intelとかcore 2 duoとか)のもプラスポイントです。」(MacBook)
「最も気に入っているのは、やはりアルミのユニボディですね。」(MacBook)
「デザイン 文句なし」(MacBookAir)
「デザインにはまったく文句なし!眺めているだけで幸せ!」(MacBookAir)
「デザイン 画面の大きさとアイコン配置、タッチスクロールはGOOD!」(iPhone)
「デザイン これは、文句ないです。すばらしいデザインだと思います」(iPhone)
「全体の感想としては、変えてよかったと思っています。もう、日本の携帯(ガラパゴス携帯)には戻れないです。」(iPhone)
以上が顧客の声だ。
もちろん、操作性や機能に関するコメントは賛否両論。
例えば、iPhoneであれば、以前の携帯の方が良かったという意見もあるし、MacBookAirについてはUSBが1つしかないことに対する不満なども上がっている。
細かい機能のことはどうでも良いが、要は不満が上がっているのだ。
しかし、顧客が期待している「デザイン」に対する不満はない。
完全な「同質」に成功している。
逆に言うと、使い勝手が良くないというのを知っていて、「デザイン」を優先させて購入している方も数多くいるはずだ。
この「同質」が全ての商品に一貫している。
MacBook、MacBookAir、iPhone。
その全てで「デザインにはまったく文句なし!眺めているだけで幸せ!」というような感想が書かれている。
まさに、全ての商品について、「多くの顧客の中に1つのメッセージを植え込むこと」に成功しているのだ。
あなたが販売している商品
その商品に対する顧客の評価を1つに絞り込むことができれば強烈な訴求に成功する。
「俺は機能が良い」
「俺はデザインが良い」
「俺はバッテリーが良い」などと意見がぐちゃぐちゃな状態。
この状態では、強烈な商品の訴求が出来ていない。
アップルを購入する人は「デザイン」を期待し、アップルは「デザインが最高」と感じさせる商品を提供している。
顧客の頭に残るのは1つのメッセージ「デザイン」。
それがほぼ全ての顧客の脳に刻み込まれている。
強烈だ。
MacBookを販売しても、MacBookAirを販売しても、iPhoneを販売しても、「デザイン」に対する絶対的な信頼があるため、その他の商品を重ね売りしていくこともできるのだ。
そもそも、デザインが好きな顧客だ。
その顧客はデザインが好きなのだ。
iPhoneを買った顧客にMacBookAirを販売することも容易だ。
(ただ、プロモーションが弱い部分は正直感じるが、現実は容易だ。心理的なもので共通している場合、重ね売りは容易なのだから)
しかも、iPhoneのプロモーションを展開することは、実は間接的にMacPCの訴求もすることにつながる。
デザインの良さをプロモーションすることはiPhoneだけではなく、アップルの強みを訴求することにつながるからだ。
全商品で1つのメッセージを訴求していくことはその意味も持っているのだ。
プロモーションの費用対効果を大幅に改善するためにはリピート販売が重要。
それを可能とし、さらにプロモーション効果が全商品にも好影響を与える。
そして、1つのメッセージを顧客の脳に刻み込む。
強烈だ。
「デザインにはまったく文句なし!眺めているだけで幸せ!」
もはやPCに対する評価ではない。
「デザインが良い」という単なる評価ではない。
むしろ、めちゃくちゃ感激している声だ。
その意味では「同質」を超えている。
顧客の期待値を超え、完全な「異質」の領域だ。
PCという機械。
その機械を、まるで宝石のような「眺めているだけで幸せ!」というような領域にまで顧客に感じさせてしまう。
「異質」だ。
さらに、多くの方がこう答えている。
(上記には掲載しなかった声だが、多くが答えている)
「全然飽きないデザイン」
「異質」の感動が長期間に及ぶ。
超異質の領域だ。
購入時だけではない。ずっと飽きないのだ。
私も同感だ。
私の持っているiPhoneも、MacBookAirもデザインに関しては飽きない。
アップルはグーグル、アマゾンの成功要因とは上記の点では異なる。
しかし、アップルのもう1つの最近の成功要因。
それはグーグル、アマゾンの成功要因と同一のものだ。
それがランキングだ。
追伸:何とかブログを更新しているが、最近は忙しい。
誤字などについては、お許しいただければ幸いだ。
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