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「あなたは生活レベルを落とすことができるか?」
私が学生時代の時、名前は忘れたが、実在の成功者が没落する様を描いた書籍を読んだ。
確か海外の話だったように思う。
その書籍の中。
痛切に覚えていることがある。
「金持ちが貧乏になること。それは貧乏人が貧乏人のままでいる以上に悲惨で辛いことだ」
このセリフだ。
人間は「慣れる」
例えば、今の不況が深刻化したとしても、いきなり生活レベルを落とすことはできないのだ。
まずは記事を読んでほしい。
『クレジット利用、伸び急減速 高額消費落ち込む
クレジットカード取扱高の伸びに急ブレーキがかかっている。
消費不況で百貨店や飲食店での利用が減少し、2月の取扱高(キャッシング除く)は前年同月比0.5%の微増にとどまった。
3月は約14年ぶりに前年実績を下回った可能性がある。
カード取扱高は公共料金や医療費支払いのカード利用普及に伴い、前年比2ケタの増加が続いていたが、昨秋以降の金融危機の深まりで伸び率が急速に鈍化している。』
引用:日本経済新聞&日経ネット
「2月の取り扱い高は前年同月比0.5%の微増にとどまった」
そう書いてある。
しかし、考えてほしい。0.5%プラスだ。
この記事のことを知らない人。
その人に「最近は、クレジットカードの取扱高は伸びているかな?落ち込んでいるかな?」と聞いてほしい。
多くの人は、
「不況だから、最近は現金、クレジットカードの利用状況も落ち込んでいるでしょ。」と言うだろう。
多くの人がそう考えていることに対し、2月の取扱高は前年同月比を0.5%プラス。
非常に善戦しているというべきだろう。
(家計調査などでも、3月の家計消費支出は0.4%減 13カ月連続で落ち込んでいるのだ。)
私が話したいのはこの「善戦」ではない。
もう1つ、読んでほしい記事がある。
『夏のボーナス、初の2ケタ減 15.2%、日経中間集計
日本経済新聞社が10日まとめた2009年夏のボーナス調査の中間集計によると、平均支給額は前年に比べ15.2%減となった。
伸び率が比較できる1977年以来、初めて2ケタのマイナス。
製造業は全業種で前年割れとなり、自動車や機械など輸出型産業では減額率が軒並み2割を超えた。
サラリーマンの所得が大幅に減ることで、国内消費の下押し圧力となる可能性もある。』
引用:日経産業新聞 09年5月11日
ボーナスは初の2ケタ減。実際、所得は大幅に減るのだ。
しかし、これだけ厳しい状況に向かっていても、クレジットカードは今までどおり利用されている。
人の生活スタイルはいきなり変えられないのだろう。
前述の成功者も苦しみながら、貧乏に耐えていた。
そして、徐々にその生活レベルに慣れていくのだ。
(非常にゆっくりのペースだが、生きるか死ぬかの生活の中で受け入れざるを得ないからだ。)
所得が大幅に減っていくのだ。
人の生活はスピードを遅いだろうが、徐々にその実態に合わせ、消費が低下していくことだろう。
顧客の財布や預金にある「お金」
これが減ってくる事実は受け入れなければならない。
あなたが国内でBtoCのビジネスをしているのであれば、あなたの売上の源泉である顧客の「お金」が減っていくことは避けようのない事実だ。
「お金が少なくなる、使わない」という顧客に対し、どうすべきか?
それが重要だ。
その状況にある顧客のニーズに合致したプロモーションを仕掛ける。
そして、あなたの商品、サービスを購入していただく。
「景気は良くなるだろう」などという単なる楽観主義ではダメだ。
むしろ、「景気はより一層厳しくなる可能性もある。その中で私たちは何をすれば会社、ビジネスを良くしていけるだろうか?」と考えることが重要だと思う。
悲観論の中での楽観論。
私はそれが重要だと思う。
想定し、対策をとり、「必ずチャンスが見いだす」
そうすれば、間違いなく、チャンスは見いだせるはずだ。
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