「強み」にこだわった結果
前回、お話ししたリック・ピティーノ監督
米国のバスケットボールの監督であり、
ケンタッキー大学を全米学生選手権で優勝に導き、
その後、NBAでもニューヨーク・ニックスのヘッドコーチ、
名門ボストン・セルティクスのヘッドコーチなどの経歴を持つ方だ。
その彼が重視しているのは「自尊心」
そう前回お話しした。
そして、もう1つ重視しているのが
「強み」
その「強み」にこだわる例として彼があげているのが、
デニス・ロッドマン
全身タトゥーだった非常に派手なバスケットボール選手だ。
全身タトゥー
派手な頭。
どうしてもそちらに目が行きがちだが、
ご存知のとおり、NBA歴代屈指の選手だった。
彼の「強み」は
まさに
リバウンド
彼は高校2年生の時にはバスケットの代表にも入れず、まさに挫折していた。
しかも、万引き、ホームレスと悲惨な日々を送っていた。
それがリバウンドにこだわりはじめてから変わる。
強みにこだわり、
1985年、86年とリーグでリバウンド首位になり、
NBAチームに知られるようになる。
当時は
得点するよりもリバウンドに快感を感じていたということだ。
後に、あのシカゴ・ブルズでロッドマンは、マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンとともに最強のトリオとして史上最高チームとして快進撃を遂げる。
2011年4月4日 ネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂入りが決定。
その栄誉が称えられた。
仮に
ロッドマンが苦手なオフェンスにこだわっていたら、
このような人生はなかっただろう。
シュートもフリースローも苦手だったのだ。
それを改善しようと努力し、マイケル・ジョーダンのような選手になろうとしても無理だっただろうし、ましてや殿堂入りするような選手になることはなかっただろう。
強みである「リバウンド」にこだわるように
練習したからこそ、偉大な選手になったのだ。
Wikipediaには次のように書かれている。
彼は自分のチームのシューティング練習中には、もっぱら自分で練習することはせず、チームメイトのシュートを観察していたという。
これにより、リバウンド方向の「クセ」を学習していたらしい。
「弱み」にこだわっていたら、
このようなことはしなかっただろう。
シューティング時間に弱みのシュートを練習してしまったはずだ。
「強み」にこだわったからこそ、
シューティング時間にリバウンドの練習をしてきたのだ。
「強み」にこだわり
「強み」を努力で磨き上げたからこそ
彼は人生を素晴らしいものにし、NBAでも偉大な選手になったのだ。
最後に動画をご紹介する。
デニス・ロッドマンが34リバウンドを成し遂げる動画だ。
(この当時はタトゥーもないし、派手ではないが)
動画のコメントには
「これは地味に見えるけど、34回攻撃の回数が増えることだから、凄いことです」
とあったが、まさにその通りだと思う。


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